2008年2月24日 20時3分更新
正社員に比べて賃金が安いなど不安定な労働条件に置かれるパートタイムの労働者を支援するため、個人でも加入できる労働組合が結成されました。
この労働組合は、「連合福岡ユニオン・パートユニオン」です。
24日午後、福岡市で結成式が開かれ、およそ70人が参加しました。
24日は、弁護士によるパートタイム労働法についての講演が行われたあと、正社員との賃金の格差の解消や待遇の改善を求めていくという大会宣言が採択されました。パートユニオンは、労働者が個人でも加入できるのが特徴です。
今後は、賃金や雇用期間などについて組合員が会社との交渉を行う際に、法律についてのアドバイスや提出する書類の作成の手伝いなどの支援を行うことにしています。パートユニオンの柴田和則委員長は「個人の意見は不平や不満として扱われてしまうが、組合としての要求は経営者も受け止めざるえないので是非参加して欲しい」と話していました。