最新記事一覧
湘南モノレール、あわや正面衝突/西鎌倉駅
二十四日午前九時五十五分ごろ、鎌倉市西鎌倉の湘南モノレール西鎌倉駅で大船発湘南江の島行き下り車両がホームを約四十メートルオーバーラン、切り替えのポイントに衝突した。事故に気付いた上り車両が約二十メートル手前で緊急停止。けが人はなかった。正面衝突の危険もあった事態で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が調査に乗り出した。
湘南モノレール(鎌倉市常盤)などによると、同線は単線のため上下線は同駅で待ち合わせる予定だった。下りの男性運転士は「ブレーキが全く効かなかった」と話しており、ブレーキに不具合が発生したとみられる。
上下線が合流するポイントは、鉄製の転てつ機が左右に動き、開閉する。事故当時は上りが駅に入線するため、下り側が閉じた状態になっており、下り車両は転轍機に衝突したとみられる。
事故当時、下り車両には乗員乗客二十四人、上りには同十八人がおり、発生から一時間後までに市消防本部のはしご車などで全員が救出された。
同線は車両をレールにつり下げる懸垂式と呼ばれるモノレールで一九七〇年、国内初の商業運転を開始。大船駅と湘南江の島駅(藤沢市片瀬)の約六・六キロを結び、平日の利用者数は約三万人という。
投稿したコメントの修正、削除をしたい場合は、こちらからお願いします。
さきがけ
[2008/02/24 22:50:44]
これは危ないところでしたね。
ATSが付いていたと思いますが、ブレーキ管破損などの欠陥ではその安全装置も意味がありません。
普通はブレーキは非常用に2重なはずで、当然新車なのでそのあたりはしっかりしていたはずだと思いますが・・・
ブレーキで止まったというよりは、鎖錠していた頑丈な転てつ器で止まったようで大事故にならずよかったです。
このエントリーへのトラックバックURL:http://www.kanaloco.jp/trackback/28836/
神奈川新聞コンテンツ
定期購読のお申し込み
ハローキティ・キャンペーン実施中
試読のお申し込みはこちらから