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飛び蹴り、首絞め、イエロー6枚…岡田監督が怒りの猛抗議

2月21日8時2分配信 サンケイスポーツ


 東アジア選手権・男子(20日、中国・重慶)完全なアウェー状態での中国戦勝利にも、岡田武史監督(51)は不機嫌だった。不可解なジャッジ、相手の執拗(しつよう)なラフプレー。カッカした指揮官とは対照的に選手は落ち着いていた。ハートは熱く、頭は冷静に−。岡田ジャパンの成長ぶりに、指揮官はW杯予選突破の手応えを得た。

 「試合前からタフになると思っていたが、選手は冷静に戦ってくれた。けが人がまた出たというのは、レフェリングだけの問題じゃないが残念」。会見場では1度も笑顔を見せず無表情だった指揮官。不可解な判定、中国のラフプレーにご立腹だった。

 君が代演奏でブーイングも出ず、不気味な平穏を保った試合。負けた瞬間にはペットボトルが投げ入れられ、発煙筒もたかれたが、試合中は予想された反日ムードはほとんどない。

 問題があったのはピッチだ。中国側に足を投げ出すタックルなどのプレーが続出。相手の警告は4枚に及んだ。後半11分にはMF安田が相手GKに右脇腹と腰を蹴られて病院送り。左足首をひねって交代したDF駒野を含め軽傷の見込みだが、離脱者が続出する中、怒りは当然だった。北朝鮮人主審の判定も疑問符が付いた。

 中国のラフプレーに付き合わず落ち着いてプレーした選手たちに、岡田監督は「選手たちに冷静にと言ったが、選手は冷静だった。私が1人興奮していた」と称賛の言葉を贈った。

 レフェリーへの抗議など、試合中も落ち着きなく走り回った指揮官。北朝鮮戦後には「気持ちが入ってない」とカツを入れた。戦う監督の“熱さ”がチームに伝わり、相手とは正反対のフェアなプレーで爆発した。

 「粘り強く戦って結果を残してくれたので、これで最終戦、(23日に)韓国とチャンピオンシップを目指して戦える。全力を尽くしたい」。アウェーでの3・26W杯予選・バーレーン戦前に、敵地戦克服の糸口はつかんだ。まずは東アジアの盟主の座をつかみ、その勢いで南アフリカへと続く階段を一気に駆け上がる。


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最終更新:2月21日11時35分

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