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「未成年障害者への暴行」無罪判決相次ぐ

 裁判所が障害のある未成年者に対する暴行容疑で起訴された被告に対し、相次いで無罪を宣告、法理論争になっている。

 ソウル高等裁判所・第2刑事部は15日、精神遅滞1級の障害者女性(98年当時17歳)を暴行した容疑で起訴されたB(61)被告に対する最高裁判所の破棄差し戻し審で、懲役刑を言い渡した原審を破棄、無罪を言い渡した。

 これに先駆け、蔚山(ウルサン)地裁・刑事1部も今年4月、精神遅滞2級のC(14)さんを常習的に暴行した容疑で起訴されたD(51)被告に対しても無罪を言い渡し、市民団体が強く反発している。

 この事件も釜山高等裁判所で控訴審裁判が進められている。

 障害者未成年に対するこの2件の無罪宣告は、裁判部が被害者の当時状況を「抵抗不能」状態ではないと判断したためと伝えられた。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報JNS
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