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児童性犯罪、10人中1人は性暴力の前科者

 子どもを対象にした強姦、いたずらなどの性犯罪者のうち、10人中1人は性犯罪の前科があるという集計が出た。

 20日、青少年委員会の調査結果によると、2000年7月「青少年性保護法」が施行されてから4年間で、児童および未成年を対象にした強姦、性的いたずらなどの性犯罪者4000人余を調査した結果、そのうち11%の440人が性犯罪の前科があることが分かった。

 特に、子どもに対する性犯罪は80%が12歳以下の女児を対象にしたもので、再犯の期間も出所後5年以内が70%におよぶ。

 先日龍山で11歳の女児を殺害したキム某(53)容疑者も性犯罪などの前科9犯で、今回の女児殺害の前も、昨年6月、5歳の女児を両親が見ている前でいたずらしようとするなど、同年9月には懲役1年執行猶予2年を宣告されたが、釈放後5か月で今回の犯行に及んだと警察は伝えた。

 警察庁の関係者は「子どもを対象にした性犯罪の前科者は出所後も再び、同じ犯行におよぶ傾向が強く、対策が急がれる」とし、「携帯電話を所持している子どもたちは携帯電話の短縮キー『0番』に112を入力しておき、緊急事態発生時には利用して欲しい」と呼びかけた。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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