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高校生41人、女子中学生数名に1年間性的暴行

 7日、姉妹など女子中学生数名に1年間にわたり集団で性的暴行を加えた容疑で警察に捕まった密陽(ミリャン)市の3高校の不良生徒41人は密陽の治安と学校側の生徒管理がどれだけおざなりだったかを代弁している。

 特に犯行生徒らは最少で4人、最多で10人クつ女子中学生の姉妹に1年間性器具などを使用し集団で性的暴行を加え、被害者の女子中学生はその衝撃で睡眠剤を服用し、自殺未遂も経験した。また、これまで産婦人科で治療を受けていることが明らかになり衝撃を与えている。

 拘束令状が請求されたパク某(18)容疑者ら密陽地域の3つの高校の生徒41人と少女のチェ某(13)ら女子中学生姉妹の悪縁はチェさんに犯行生徒の1人であるキム某(18)容疑者から間違い電話がかかってきたことに端を発する。

 キム容疑者は間違い電話を受けたチェさんを誘惑し一度会おうと言い、好奇心にかられたチェさんが今年1月に密陽に行ったことからチェさん姉妹の悲劇は始まった。

 不良生徒のキム容疑者はボス的存在のパク容疑者にチェさんらを紹介し、パク容疑者らはチェさんを見るとすぐに殴り、集団で性的暴行を加えることになる。

 パク容疑者らは続いてチェさんが「呼び出して来なければ」インターネットに性的暴行の事実を公開し学校に噂を流し、両親に電話をすると脅迫し、これまで数度にわたり密陽市内の旅人宿(簡易宿泊施設)やモーテル、学校運動部のバス内、公園などでチェさん姉妹に集団で性的暴行を加え、金品も奪った。

 性的暴行を受けたチェさんは、「死にたい」として睡眠剤20粒を服用し倒れ、2日間眠りから覚めなかったこともある。数回に及んだ集団による性的暴行の後遺症で身体に異常をきたし、これまで産婦人科で治療を受けるなど、悪夢の日々を送っている。

 密陽市に住むキム某(34)さんは、「今回の事件で人口15万人の中小都市の密陽市が衝撃に包まれている」とし、「これまで校内暴力を根絶するといっていた司法機関が何をしていたのか、学校側は生徒管理をどのように行い、こうしたことが起きたのか」と話している。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報JNS
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