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2008-02-09 21:58:40

病院たらいまわし

テーマ:ブログ
昨日も病院で受け入れ拒否14件で患者がなくなる問題があった。自分の子供も以前、転んで頭を強打し、顔が真っさおになり、明らかにぐったりして、吐き始めて・・・という時があった(大体具合が悪くなるのは休日)休日当番医から始め、救急病院に電話をしても、受け入れられない、他を当たってくれ・・というか・・・あなたは休日当番医・救急指定病院の意味あるの?と怒りを覚えました。結局脳外科医で受け入れをようやくしてくれました。電車とタクシーで行きましたが、途中でも吐き続けてしまい・・。そこの先生は若かったですが、きちんと診察をしてくれました。入院も覚悟をしていましたが、レントゲン+CTスキャン+診察の結果、入院はなく無事帰れましたが、本当に先生が神様に見えました。医師の数など問題もあると思いますが、自分で実感して初めて現実を理解できたかなと思う。救急車に乗った時もなかなか受け入れ先が決まらなかったこともありましたね。

コメント

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■無題

●なんで急患の受け入れを断るの?

・(人員・設備が足りない…などの)物理的問題で、(受け入れると犯罪になってしまうケースがある…などの)法的問題で「受け入れ不能」だからなんです。

●なんで「専門外だから」が断る理由になるの?

・「専門外の患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例(奈良心タンポナーデ事件)があるからなんです。

●ベッドが無いなら、廊下で治療すればいいんじゃないの?

・「設備不十分な状態で患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例(加古川心筋梗塞事件)があるんです。

・そもそも、「ベッド」「ベッド」って言われてますけど、病院でいうところの「ベッド」は、心電図とか、酸素マスクとか、呼び出し用ボタンとか、それを管理する人員とか、それら全て「込み」ですからね。もはや「ベッド」というより「設備」と言ったほうが適当かも。

●応急処置してから、他の病院に移すのは駄目なの?

・「応急処置の後、他病院に転送するのは犯罪」という司法の判例(上に同じく、加古川心筋梗塞事件)があるんです。

■無題

●なんで、一度断った病院が、後になって受け入れるなんて事があるの?

・救命中であった患者が「落ち着く」か「亡くなる」かのどちらかで、病院側に「空き」が出来たからです。

●有名人や金持ちだったら嬉々として受け入れるんじゃないの?

・西村真悟議員の息子の飛び降り自殺…アレも、重度のうつ状態で入院の必要があるとされながらも、「ベッドが無い」という理由で入院できませんでしたよね。もはや、コネやカネではどうにも出来ない程に、患者の受け入れが困難な状況なんです。

●ぶっちゃけ、人の命より金儲けのほうが大事なんでしょ?

・金儲けのほうが大事だったら、そもそも、不採算部門である救急なんて、最初からやりません。

●医師が足りないなら、海外から医師を呼んだらいいんじゃない?

・本国より遥かに待遇の悪い日本に来る理由が見当たりません。…というのも、実は、日本の医師の待遇は、諸外国のソレよりも遥かに悪いんです。

■無題

●ドクターヘリを導入したら?空からなら直通でしょ?

・ヘリを導入するにも、周囲の建物が邪魔で安全に飛べなかったり(ビルに激突、民家に墜落…の危険性あり)、ヘリポートのある(作れる)病院が少なかったり、騒音問題で導入を反対する住民がいたり…など、色々と問題が山積みなんです…。

・あと、ドクターヘリを必要とするほどの重症患者を扱う「3次救急」自体の数が減っていることも問題の一つとなっています。

●救急病院が急患を受け入れられないなら、救急病院を辞めちゃえば?

・現実に次々と辞め…ていうか、潰れていってるんです…。

・特に、重症患者を扱う「2次救急」、救急最後の砦である「3次救急」が減っていることが深刻な問題となっています。

■無題

●1次・2次・3次って何?どれも救急病院じゃないの?

・救急病院は、患者の緊急度の度合いによって、「1次救急」「2次救急」「3次救急」…と種別されています。

・「1次救急」は、入院や手術の必要が無い患者が対象で、「2次救急」は、入院や手術が必要な患者が対象、「3次救急」は、1次・2次では対応できないレベルの重症患者が対象となっています。

・ここ数年、救急医療が不要なレベルの「軽症患者」が、夜間救急…特に「2次救急」「3次救急」に駆け込み、夜間救急がパンク状態になっている事が、深刻な問題となっています。

■無題

判例に基づいた医療 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A4%E4%BE%8B%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%9F%E5%8C%BB%E7%99%82

本来医学というものは人体という生物を相手とした自然科学であり、常に不確定な要素を含む。そのため過去の統計・経験則を踏まえ、低い確率のものも考慮しながらもその時点で最も可能性が高く最善と思われる判断に基づいた検査・治療を行うものである。そのためある時点のみを取り上げれば、後から見れば結果的には間違っていた判断をしていた場合も存在する。これは医学の限界ともいえ、いかなる名医であってもこの可能性をゼロにすることは極めて困難(あるいは不可能)といえる。また、こうした「結果的に間違っていた」症例から学ぶことで、現代医学は進歩してきたという側面もある。医療は、最善を尽くすが結果を保証できない準委任契約なのである。
しかしながら昨今の医療訴訟の増加も手伝って、その時点での判断・治療などが明らかに不適切とは言えないにもかかわらず、結果論のみからその時点での医療行為を弾劾するいわゆる「後出しジャンケン」と言えるような判例が続出している。また、実際の医療現場の状況とはかけ離れた判断・能力・処置などを要求する判決も、同様に増加している。

インターネットをはじめとするメディアの進歩により、こうした不当とも言える判決は速やかに全国の医師の知るところとなってきている。そこで自衛策として、医療裁判の判決が違法行為と認定した医療行為を極力行わないという考え方が生まれ、司法への批判とともに議論を呼んだ。2006年の初頭、2ちゃんねるの医師・病院板にてこうした考え方をEBM (Evidence-based Medicine) の "Evidence" を "Judgement" に置き換えた JBM と表現され、以後使われるようになった。

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