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反原発3団体が東京電に抗議
柏崎刈羽原発反対地元3団体は18日、東京電力柏崎刈羽原発を訪れ、中越沖地震で被災した同原発について東電が示したデータを基に「原発敷地内で、東電がこれまで『ない』としていた地殻構造運動が起きている。原発を建てるべき地盤ではなかった」などと抗議した。
3団体の武本和幸さんらは、東電が16日に発表した1987年から2008年までの同原発の建物の標高と傾きに関するデータから、「地震前後で3号機が突出して浮き上がったり、地震以降も浮き沈みが続いたりしている。明確に地殻構造運動が起きている」と主張した。
これに対し、同原発の村山恒雄土木建築担当部長は「地盤そのものの調査はデータを整理中。3月中には公表したい」と答えるにとどめた。
新潟日報2008年2月18日
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