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NY市予備選でオバマ氏票に不自然な集計・代議員数に影響も

 【ニューヨーク16日共同】16日付の米ニューヨーク・タイムズ紙は、今月5日のスーパーチューズデーに行われた民主党予備選挙のニューヨーク市の一部選挙区で、暫定開票結果にオバマ上院議員への票がまったくないなどの不自然な集計があると報じた。

 公式な開票結果発表に向けて再集計などが行われており、結果によってはこれまでの暫定獲得代議員数に影響を及ぼす可能性がある。

 同紙によると、オバマ氏支持者が多数いる市北部ハーレムにある選挙区では当初、「クリントン上院議員が141票対零票で全投票を獲得」と集計されたが、再集計で「261票対136票」に修正された。

 また、別の区では「118票対零票」だったのが「118票対116票」と互角になった。同紙の取材では、市の6106選挙区のうち約80区が「オバマ氏零票」の暫定集計結果だった。

 一方、「クリントン氏零票」という区も10前後あり、広い地域でずさんな開票、集計例があることが分かったという。 (13:31)

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