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米偵察衛星 ミサイルで破壊へ

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国防総省によりますと、この偵察衛星は、おととし12月に打ち上げられたものの、その後、制御できなくなって落下し始め、来月初めにも大気圏に突入する見通しだということです。衛星には軌道制御のための燃料として有毒なヒドラジン450キロ余りが積まれており、国防総省では、人口密集地に落ちて人に被害を及ぼす確率は低いものの、安全を最優先に考えてイージス艦から迎撃ミサイルを発射して衛星を破壊すると発表しました。アメリカは、去年1月、中国が弾道ミサイルを使って人工衛星を破壊する実験を行ったことに対して、宇宙空間の安定を損なうとともに、大量の破片が宇宙ゴミとして拡散し、国際宇宙ステーションなどに損傷を与えるおそれがあるとして反発していました。これについて国防総省は、今回は、中国の実験に比べて地球に近い位置で衛星を破壊するため、破片や燃料の大部分は、宇宙空間には拡散せず大気圏で燃え尽きると説明しており、実施時期などについても、関係各国と事前に調整して影響を最小限にとどめたいとしています。
もどる2月15日 11時14分
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