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韓国人の親としての良心を問う「孤児売買問題」


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信じられないことに、韓国では毎年多くの孤児達が海外へ「輸出」される。
1995年末までの統計では、約14万人が海外へ送られた。
1950年代から「戦争孤児」を米国へ養子として送るようになって以来、韓国は養子輸出世界一位の座を維持してきた。
養子として海外に送り、さらに親たちは「手数料」を払うのではなく、貰っているのだから何をかいわんやだ。

余談だが、韓国からノーベル賞受賞者が排出されない理由について、韓国の文芸評論家の金華栄氏などは次のように言っている。
「スウェーデンやノルウェーといった北欧の国では、韓国は孤児の輸出国として悪名が高い。スウェーデンのアカデミーでも、子供を売る国に賞はやれない、と言っている。」




Beautiful Days (韓国ドラマ:孤児院で育った主人公の青春ドラマ)


現在、韓国ではこの孤児問題について、「誰とでも寝る女」が悪いという論調が目立つ。
まずは養子として外国へ輸出される理由の変遷を見てみよう。
1958年から70年にかけては、貧困による養子が58%(この期間に養子に出された9,807人中568人)と最も多く、荒れた家庭の子供や、未婚の母の子供が養子に出されるケースがそれに続いている。
そして、70年代に入ると、未婚の母の子供のケースが、貧しさによる養子を上回り、80年代では、養子全体の80%〜90%が未婚の母の子供がそれに該当するようになっている。
1991年から1995年までを見ると、韓国は10,974人の子供を外国に輸出しており、このうち未婚の母の子供が83%と圧倒的な多数を占めるようになっている。

この時期、韓国の家庭に引き取られた養子全体の35%(5,817人)と、孤児全体では3人中1人に過ぎないものだった。
韓国では腐れ儒教の腐れ精神から、血筋の純粋性を重要視する価値観が未だに残っており、これが孤児の海外輸出の主な要因となっている。また、父系相続(子供がおらず、家系が絶えるような状態の時、どうしても必要な場合は、父系の親戚から男子の養子を貰う慣習)から、女子を養子に貰うと言う概念が全く存在しなかったことも要因である。なお、この指摘はソウル大学人類学科の李文雄教授の言葉を受けている。

この状況から、韓国では養子問題を「生の乱れによる未婚の母の急増」を主な要因と見なす論調が主流となっているようだ。
上に書いたように、第一要因は韓国での差別的価値観から派生するものであって、なおかつ、養子問題を「未婚の母」にだけ責任を押しつけるのは、男性のエゴイズム的責任回避に他ならない。
妊娠は女性だけの責任ではなく、半分は男性の責任である。
まして、韓国では避妊の概念が普及しておらず、韓国人男性は自分の性欲望を満たすためだけに、コンドームも無しに無節操に女性にセックスを求める風潮がある。
また、自分の意志に反して、妊娠するケースも後を絶たない。
韓国の人口比での強姦発生率は日本の10倍、世界第3位の強姦発生大国である。(韓国警察当局発表、日本警察当局発表資料比較に基づく)
このことは、韓国人自身が一番分かっているはずだ。
にもかかわらず、養子問題の責任を「未婚の母」に押しつける有様は、言語同断と言わざるを得ない。

また、韓国での障害者差別の酷さは有名だが、生まれつきの障害者をどんどん海外へ送る、韓国の現状も指摘しておきたい。
結果的には、韓国で一生涯差別されて暮らすよりは、外国での生活の方が、遙かに障害児自身にとっては幸せかも知れないが、それと親としての責任放棄は別問題である。
自らの責任、或いは子供への愛というものを韓国人がどのように考えているか甚だ疑問である。

韓国人、特に韓国男性は常に責任回避を行い、決して自分たちの行為の責任を取ろうとしない人間が多数を占める。
であればこその養子輸出大国の汚名を、世界から韓国は非難されるのであって、韓国人は「親」としての倫理観を再考し、また良心を身につけなければならない。
韓国人が自分たちの現状を冷静に振り返ることを心から望みたい。