2008/02/14 Thursday 19:30 GMT |
カレー業界から移民制限緩和を求める声 -2月14日 深刻化するスタッフ不足
移住申請者からの法律相談を受け付けるチャリティー団体「移民調停サービス」(IAS)は内務省に対し、カレー業界の人不足に対応するため、バングラデシュからの単純労働者に対する移民制限を緩和するよう求める書簡を提出した。BBCが13日、報じた。
IASによると、英国内のカレー料理店は約9000店で、その大部分はバングラデシュ人による経営。同業界で働くスタッフ数は最低でも約5万人いると見られており、多くがバングラデシュで直接雇用され、英国に出稼ぎにくるという形を取っているという。
欧州連合(EU)の東方拡大以降、国内では旧東欧諸国からの移民が増える一方で、非EU国からの単純労働者の受け入れは厳しく制限されている。 |