| パレスチナ ゴム弾で邦人けが 大けがをしたのは旅行で現地を訪れている広島市の岸田薫さん(43)で、先月25日、ヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区の町ビリンでイスラエルによる壁やフェンスの建設に抗議するデモの近くにいたところ、イスラエル軍が発砲したゴム弾が左目に当たったということです。岸田さんによりますと、ゴム弾は左目のほか、腹部などにもあわせて3発当たったということで、失明のおそれがあると診断されてエルサレム市内の病院で目の手術を受け、現在、入院しています。岸田さんは3年前から中東やアジアを旅行中で、同じホテルに泊まっている日本人や韓国人たちといっしょにデモを見に出かけたということです。ゴム弾は内部が金属で、人に当たると死亡する場合もあります。日本大使館によりますと、このデモではほかにも23歳の日本人男性が軽いけがをしたということです。ビリンでは、治安対策を理由にパレスチナ側に入り込む形で壁やフェンスの建設を強行しようとするイスラエル軍と、これに反対するデモを行っているパレスチナ人や平和団体との衝突が頻繁に起きています。 | 2月14日 18時39分 |
| | | パレスチナ ゴム弾で邦人けが 2月14日 18時39分
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