パレスチナのヨルダン川西岸で、日本人男性2人が、イスラエル軍が発砲したゴム弾でけがをしていたことがわかりました。
外務省・海外邦人安全課によりますと、けがをした2人のうち、キシダ・カオルさん(44)は左目を負傷して入院しているということです。もう1人の23歳の男性は軽いけがだということです。
2人は、先月25日、ヨルダン川西岸で、抗議デモの群衆に向けて発砲されたイスラエル軍のゴム弾にあたったとみられています。
当時、イスラエルによる土地収用に抗議するパレスチナ住民のデモが行なわれていたとみられていますが、けがをした2人が何故その場所にいたかなど、詳しいことはわかっていないということです。(14日15:39)