長期契約を希望する王建民、ヤンキースは「時期尚早」
2年連続で19勝をマークしている王建民。(写真提供:AP Images)
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【フロリダ州タンパ12日=Anthony DiComo / MLB.com】2年連続で19勝を挙げるなど、いまやニューヨーク・ヤンキースのエースとなった韓国人右腕、王建民投手。本人は長くヤンキースでプレーしたいと願っており、それは球団も同様だが、この日行った契約に関する話し合いでは、両者の見解に大きな隔たりが見られた。
長期契約を希望する王建民に対し、ヤンキース側は「その時期ではない」と否定的な見解。けがなく過ごすのが難しい投手との大型契約に二の足を踏んでいる。特に王建民の場合はフリーエージェントの権利を得るのが2011年シーズン終了後であるため、今後4シーズンは確実に手元に置いておけるヤンキースとしては長期契約をする意味がないという考えだ。
王建民とヤンキースは13日に年俸調停の公聴会を予定。王建民側は460万ドル(約4億9000万円)を希望し、球団側は400万ドル(約4億3000万円)を提示しているが、いずれにしても昨季の年俸48万9500ドル(約5200万円)から大幅アップとなる。ちなみにこれまでの調停例では、金額の差が少ないほどチームの主張が認められることが多い。
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