我が国での最終処分施設では、日々1200頭以上の犬、猫が殺処分されています。
本年6月には動物愛護法が一部、改正され収容期間が延長され、動物取扱い業者の届出が登録制になります。
今までよりは少しでも動物愛護が進歩する事にはなります。
が、現場での活動は今以上に深刻な状態が発生する事にもなります。
警察の「遺失物法」の改正により動物が同法の適用を受けなくなると、警察の収容が無くなり益々、困難な状況になります。(平成19年12月10日実施)
(※「遺失物法」の適用を受けた場合は、2週間の「保管期間」でした。)
今後は直接、保健センターに持ち込まれます。
現在、警察署では約3日間の預かりをしてくれるそうですが、その後は保健所に回されます。
しかし、保健センターの施設は今まで通りの施設で収容施設が増設されるわけではありません。
その点は、今後どうなっていくのかは未定です。
そうこうしている間にも殺処分は続行されていきます。
当団体は、ホストファミリー制度を作って、保護した犬、猫を収容し、一般の家庭にて飼育管理をし、心身ともに健康になった段階にて里親募集をして里子に出しています。
設立後、約2年3ヶ月で約1110頭のワンたちをレスキューできましたが、目一杯の活動でした。
全国の愛護団体と力を併せても年間、5000頭が救えるかどうか?
もっと、多くの小さな命を救う為には、行政と協力して公示期間の延長と保護施設の充実をして、動物を保護しなければなりません。
その為には、民間の愛護団体が主となってシェルター(収容施設)を建設していくしか方法はありません。
そうすれば最低でも、今の倍以上は救える事になります。
諸外国では、数万頭単位でレスキュー出来ています。
もちろん、動物愛護に関する考え方や法律の違いが有っての事ですが。
「アーク・エンジェルズ」は、今後、多くの動物達を救う為に第2、第3のシェルター建設を計画し、実現する事にします。
多くの動物を愛する方々のお力を借りて「エンジェル・シェルター」建設にご協力を下さい。
<ご協力の要請>
1、 関西圏にて、遊休地をお持ちの方、ご協力ください。
2、 建設業の方、シェルター建設にご協力ください。
3、 動物関連業の方、物資のご協力をください。
4、 動物病院、獣医さん、施設内にての開業、治療行為にご協力ください。
5、 ボランティアの方、施設運営にご協力ください。
6、 全国の皆様、シェルター建設の為、ご寄付のご協力をお願い致します。
上記の項目にての賛同者の方は、いつでもお電話、メールにてお知らせ下さい。
一人ひとりの協力が「小さな命」を救えます。
電話:(0740)−22−3000 Eメール
ark-angels@nifty.com
宜しくお願い致します。 |