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心肺停止の56歳男性、11病院受け入れ拒否…死亡確認

2月9日19時41分配信 読売新聞


 千葉県東金市で昨年8月、心肺停止状態となって自宅から救急搬送された男性(当時56歳)が、11病院に延べ15回受け入れを断られ、119番通報から約1時間後、16回目の交渉で別の病院に運び込まれたが、死亡が確認されたことが9日、わかった。

 山武郡市広域行政組合消防本部によると、昨年8月23日午後5時ごろ、男性が自宅で倒れているのを家族が見つけ、「意識と呼吸がない」と119番通報した。

 救急隊は、男性宅に到着する前から周辺の病院と受け入れ交渉を始めたが、「心肺停止状態の患者には対応できない」「医師が不在」「診察中」などの理由で断られ続けた。

 一つの病院には、ドクターヘリの出動も要請したが、「(心肺停止状態は)出動の対象外」とされたという。

 約40分後、16回目の交渉で受け入れ先が同県茂原市内の病院に決まり、さらに約20分後に到着したが、死亡が確認された。

 同消防本部は、搬送時間と死亡の因果関係については、「わからない」としている。

最終更新:2月9日19時58分

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