前年比1697店舗が減少、矢野研が調査
2月8日更新
 矢野経済研究所は1月31日、全国のパチンコ経営企業数や店舗数の現状をとりまとめた「パチンコ経営企業総覧2008年版(東日本版)(西日本版)」を発刊した。

 それによると、2007年12月20日の全国のパチンコ店舗数は1万3609店舗、パチンコ経営企業数は4476社となり、店舗数は前年同時期の調査(1万5306店)より約11%(1697店)減少し、経営企業は約9%(474社)減少したとしている。

 県別店舗数では、栃木県の減少率が−23.5%と最も高く、前年の341店から07年は261店となり、1年間におよそ4.2店に1店が閉店した。その他減少率の高い県として、和歌山県(−20.6%)、山口県(−19.0%)、新潟県(−18.1%)を挙げている。

 また、パチンコ経営企業に関しては、売上高100億円未満の企業では昨年の3764社に比べ約18%(675社)減少しているなどと現状をレポートしている。

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