らき☆すた
 アニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」で大ブレイクを起こした京都アニメーションの新作。
原作はコンプティーク連載の4コマ漫画。その出来を徹底レビューします!



途中でハルヒが登場してビックリしちゃったんですけど、そういえばハルヒと同じスタジオが作っていたんですよね。こなたちゃんの声はハルヒと同じ平野綾さんですしね。内容なんですが、これはほんわかしていていいお話ですよね! 私もアニメや漫画が大好きだったのですが、高校の頃はあまり自分と趣味が合うような友達がいなかったから、こなたちゃんやつかさちゃんのような友達が周りにいたらきっと楽しかっただろうになあと思うとちょっぴり切ないです。でも、それだけこのアニメに描かれている生活にはには憧れるということなんでしょうね。落ち込んだときとかに見ればきっと元気になれるアニメです。ラッキーチャンネルも楽屋落ちっぽいけれどこの作品らしくて好きです。
★★★★★ ★★★★★(10点)




史上最高のギャグアニメ。オタク少女たちの日常をまったりと追っていたと思いきや唐突なパロディや実写エンディングが飛び出したりと、あらゆるところにネタが詰まっており、そのガジェットを見ているだけでも楽しめる。個人的に懐かしの特撮ソングがカラオケで歌われていることに感涙。ラッキーチャンネルも見ていて痛快。こういったカルトなセンスで走り抜けたスタッフの力技は十分に讃えられるべき。「萌えアニメ」の殻を破ってやりたい放題やってのけた快作といって間違いない。
★★★★★ ★★★★(9点)



ほぼ期待通りの出来。原作自体はゆる〜いオタクネタ漫画なのだが、絶妙なさじ加減のパロディとスタッフ独自の自己主張をしつつも原作の良さを壊すことなく料理する手腕は流石京アニといったところか。萌えるツボの抑え方やちょっとした小ネタの盛り付け方も見事で、無意識のうちに笑えるギャグアニメだと思わせられているところは脱帽。後半の父と娘の感動話や、ラストの引き際も個人的には○。ハルヒもそうだがニコニコ動画のような場でみんなで集まって楽しむに最適な作品で、作品をおつまみにして楽しんで盛り上がってる若い人たちが羨ましいぞ。
★★★★★ ★★★(8点)



 濃ゆ〜いオタクネタを十分に満喫できる佳品。パロディの元ネタを探すだけでもマニアは楽しめるものだが、裏を返せば「オタ偏差値60以上にだけ楽しむことが許された贅沢なアニメ=一般人には楽しめない作品」ということにもなる。これをスタッフの矮小な同人気質だといって、切って捨てる人も多いだろうが、個人的には飽きずに最後まで見れたし、少なくともオタの性癖に寄り掛かったものではないだろう。 内輪受けであるのは確かだが、こういった内輪モノを徹底的に突き詰めると、芸能として昇華することを証明して見せたということは素直に評価すべきでしょう。
★★★★★ ★★(7点)
by wakusei2ndnews | 2007-08-21 22:43 | others
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