中国製ギョーザ中毒事件

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中国製ギョーザ:「製造時混入」強まり、JTが写真公開

冷凍後の検品(包装工程)=中国・河北省の天洋食品工場で、JT提供
冷凍後の検品(包装工程)=中国・河北省の天洋食品工場で、JT提供

 中毒を起こした冷凍ギョーザが中国「天洋食品」での製造時に混入した可能性が強まったことから、輸入元「ジェイティフーズ」の親会社「日本たばこ産業(JT)」は7日、ギョーザを袋詰めする包装工程の詳細を説明し、写真を公開した。   

 JTによると、包装工程は、冷凍されたギョーザを「20個入り」「40個入り」など製品ごとの数に分けて袋詰めする。作業員は、「仕分け」「検査」「袋詰め」「袋とじ」「箱詰め」など作業ごとにグループ分けされているという。

 4~5人が金属製テーブル上で数を仕分け、5人がギョーザの形が崩れていないかなどを検査。3~4人が手作業で袋詰めし、3人ほどがプレス機で袋をとじる。袋は事前に穴がないか調べている。

 袋詰めされた商品はベルトコンベヤーに載せられ、金属探知機やX線装置で異物検査をし、約10人が段ボールに箱詰めする。【吉井理記】

毎日新聞 2008年2月7日 21時33分 (最終更新時間 2月7日 22時37分)

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