◆ 宮崎キャンプ打ち上げ ◆
C大阪は19日、宮崎・シーガイア・キャンプを打ち上げた。小林監督は「個人の力は見ることはできた。これから新しい組み合わせを作っていく」と総括した。
ただしG大阪の大黒人気の影響を受けた10日間でもあった。大阪のライバルがキャンプを張っていた綾町は宮崎市街から車で40分以上かかるものの、連日のようにサポーターが何百人も詰めかけた。一方のセレッソは毎日数えるほど。最終日のこの日も駆けつけたファンはわずか10人だった。
クラブ内でも“大黒話”にはかなり敏感になっているだけに、この屈辱はリーグ戦で晴らすしかない。「セレッソがチーム自体で結果を出せばいいこと」。キャプテンの森島も反骨心を見せる。実際、大久保が抜けたとはいえブラジル人助っ人3人に黒部らが加わり、戦力的には昨年よりもアップ。いつまでもライバルの後ろ姿を見ているわけにはいかない。
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