宮城県は7日、仙台市を本拠地とするプロ野球楽天イーグルスの今季ホームゲームが同県に与えた経済波及効果は約129億円との推計結果を発表した。
試合数が9試合増えただけでなく、田中将大投手ら人気選手が活躍し、2年連続最下位から今季4位に浮上したことなどから、1試合当たりの観客数や関連グッズの売り上げが伸び、昨年の試算(約97億円)より32億円のアップとなった。
推計額の内訳は、ホームゲーム71試合の入場料や観客の交通費、飲食費などの直接効果が約78億円、各産業への波及効果は約51億円だった。
県は「チームが優勝戦線に絡めばもっと経済効果が上がるはず」と、来季のプレーオフ進出に熱い期待を寄せている。