内縁の妻(31)の連れ子で小学5年、藤岡和輝君(11)を畳に投げつけるなどの虐待をしたとして高知県警南国署は3日深夜、南国市、無職、寺岡省二容疑者(31)を傷害容疑で逮捕。その後、和輝君が死亡したため、容疑を傷害致死に切り替えて調べている。
調べでは、寺岡容疑者は同日午後7時半ごろ、自宅で和輝君を両手で持ち上げ、畳の上に2回投げつけるなどして、右硬膜下血腫などで意識不明の重体にさせた疑い。男児はその後ぐったりしたため、寺岡容疑者と妻が近くの消防署に歩いて連れていき、救急車で高知市内の病院に運ばれたが、4日朝、死亡した。
二男を含め4人家族で、同署には昨年3月ごろ、児童相談所から和輝君が虐待を受けている可能性があると情報があったという。
毎日新聞 2008年2月4日 12時37分