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天羽優子氏の記事についての公開質問状
山形大学学長 結城章夫様
私は、上武大学大学院で教員をしている池田信夫というものです。きょう山形大学の教員、天羽優子氏の記事に対して電子メールで、私を中傷する記事を削除するよう要求したところ、彼女はそれに回答せず、私信を山形大学のウェブサイトで公開しました。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7608
これは記事を削除する意思がないものとみなし、学長に質問します：
1．山形大学のサイトで、他人を根拠なく「名誉毀損」と中傷することを、学長としてどうお考えになりますか。法務担当者なり顧問弁護士にお聞きになればわかりますが、「間抜け」という表現で名誉毀損が成立することはありえません。この天羽氏の記事こそ、私が名誉毀損という犯罪を行なったかのような印象を与える、名誉毀損行為だと考えますが、いかがでしょうか。
2．また山形大学のサイトで、他人の私信を無断で公開することについて、どうお考えになりますか。こういうことを許すと、一般の研究者も山形大学の教員に電子メールを出すことができなくなり、研究活動に支障をきたすと私は考えますが、いかがでしょうか。
この書簡は、下記の私のブログで公開します。回答をお待ちしております。
池田信夫
上武大学大学院経営管理研究科
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo
私は、上武大学大学院で教員をしている池田信夫というものです。きょう山形大学の教員、天羽優子氏の記事に対して電子メールで、私を中傷する記事を削除するよう要求したところ、彼女はそれに回答せず、私信を山形大学のウェブサイトで公開しました。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7608
これは記事を削除する意思がないものとみなし、学長に質問します：
1．山形大学のサイトで、他人を根拠なく「名誉毀損」と中傷することを、学長としてどうお考えになりますか。法務担当者なり顧問弁護士にお聞きになればわかりますが、「間抜け」という表現で名誉毀損が成立することはありえません。この天羽氏の記事こそ、私が名誉毀損という犯罪を行なったかのような印象を与える、名誉毀損行為だと考えますが、いかがでしょうか。
2．また山形大学のサイトで、他人の私信を無断で公開することについて、どうお考えになりますか。こういうことを許すと、一般の研究者も山形大学の教員に電子メールを出すことができなくなり、研究活動に支障をきたすと私は考えますが、いかがでしょうか。
この書簡は、下記の私のブログで公開します。回答をお待ちしております。
池田信夫
上武大学大学院経営管理研究科
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo
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参考ページです：
室井天羽論議
http://www.minusionwater.com/muroiamo.htm
山形大学への状況説明書３ 濫訴
http://www.minusionwater.com/stainless3.htm
「マイナスイオンウォーター、お茶大を訴える」の件（コメント� �
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1182740906#CID1199937185
「マイナスイオンウォーター、お茶大を訴える」の件（コメント�◆�
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1182740906#CID1201317098
イベントホライズンへの道: これもなかなか面白い議論ですね
http://eventhorizon.seesaa.net/article/77431792.html
しかし、こういう正常な精神状態とは考えられない人物を雇用している山形大学の責任もまぬがれない。なんらかの処罰をしないと、増長するばかりですよ。
---
[題名]池田信夫氏からのメール
池田信夫氏からこんなメールがきたので公開しておく。
>天羽優子様
>
>あなたのウェブサイト、http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=6918 に掲載されている「 池田信夫による名誉毀損になるかもしれない実例証拠保全」なる記事は、事実に反します。
>荒木圭典氏は、元のコメントの「愚論」という記述を削除しました。私は、彼が引用した牧野淳一郎氏のサイトに、彼の論旨と逆のことが書いてあることを「間抜け」と呼んだのであり、これは彼も認めました。
>
>「名誉毀損」というのは、犯罪です。私も訴訟の経験がありますが、「間抜け」ぐらいで名誉毀損が成立することはありえない。これは、あなたの無知をウェブにさらしているようなものです。根拠もなく、このような記事を掲載すること自体が名誉毀損です。
>今月中に、この記事を削除してください。さもなければ、山形大学の学長およびコンプライアンス担当者にこの事実を通報し、その経緯を私のブログで公表します。
>
>池田信夫
>上武大学大学院経営管理研究科
>http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo
私が書いたのは、「池田信夫による名誉基礎になるかもしれない実例証拠保全」「「間抜け」「イナゴ」は、人に対するものなので、名誉毀損は成立しうるんじゃないかな。」というもので、単なる意見・論評に過ぎない。また、
なお、山形大学に連絡するのは自由ですが、山形大学側の見解は、教員が個人で開設したページに対する法的責任は教員個人が負う、というものである。この件で紛争をするならどうぞご自由にといったところだが、その当事者は私であることをお忘れ無きよう。
なお、私が無知を晒しているというのであれば、単にそのことをバカにして笑っていればいいだけのことなのに、わざわざ連絡をして下さるとは、ずいぶんとご親切にと申し上げる他はない。
あらきさんが認めたかどうかについては、これから事実確認をする。池田氏のメールだけでは、ソースがないため判断のしようがない。
---
引用おわり
http://s01.megalodon.jp/2008-0129-1332-40/www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7608
---
[題名]池田信夫による名誉毀損になるかもしれない実例証拠保全
このエントリは、状況によっては追記あるいは削除します。
なお、クレームがあったら手段を問わず実名で公表しますのでそのつもりで。
>技術者の既得権意識 (池田信夫)
>
>2007-11-14 16:18:05
>
>私の経験では、技術者はコスト意識なしに「いいもの」を追求する傾向が強く、既得権意識が強い。そして今回のように外部から批判されると、「素人が何をいうか」と脊髄反射する。この短い記事にたくさん集まった「はてな」のネットイナゴの反応が、それを典型的に示しています。
>
>中でもお笑いなのは、arakik10というイナゴで、この牧野氏のサイトを引用しながら、「科学計算とWebサーバか何かを同列にイメージしている愚論」と書いている。このarakik10こと荒木圭典は、岡山理科大学の知能機械工学科の助教授で、どうせスパコンがらみの補助金で食ってるんでしょう。匿名のつもりでも、頭隠して尻隠さずで、グーグルで調べれば身元はすぐわかる。文献を引用する前に中身ぐらい読め。
このエントリ本文の最後の方
(*)匿名のつもりでも、きのうの記事について自分のコメントを否定するサイトにリンクを張った荒木圭典のような間抜けもいる。こういうイナゴの実名は、わかり次第、今後も公表する。
一応証拠保全しておく。批判の範囲を超えて中傷になっているという判断が出る可能性もあるので。
なお、論評そのものに対して「愚論」と言うのは、論評に対する評価だけれど、「間抜け」「イナゴ」は、人に対するものなので、名誉毀損は成立しうるんじゃないかな。
ついでにいうと、上記のコメントは、池田さんの脳内「技術者」というわら人形に対して批判しているだけに見える。
この話の発端は、あらきけいすけさんのこのエントリだと思うのだけど、最初の方に「ぼくが愚論と評したのは「目的さえ決まれば、汎用CPUをつなげば速度はいくらでも上がる。」の部分。」とある。
【ばんぷさんの情報提供により追記】
このはてなブックマークにある、「2007年11月14日 arakik10 科学計算とWebサーバか何かを同列にイメージしている愚論。http: //grape.mtk.nao.ac.jp/~makino/articles/future_sc/face.html14」という１行の書き込み。
あらきけいすけのブックマークにも全く同じ記述がある。
ということで、池田さんが反応したのはこの１行の記述ということらしい。
はっきり言ってblogのコメント欄であらきさんに対する反論を唐突に書くのは、ただの憂さ晴らしにしか見えないし、本名と違うユーザ名を使うことが普通のはてなで、ほとんど実名でやってる人だとはいっても、わざわざ本名で言及するというのは、批判を逸脱している。というか、論評の内容で勝負せずに、個人攻撃にすり替えようとする池田さんの意図が見え見えだというか。
---
引用おわり
＞私が無知を晒しているというのであれば、単にそのことをバカにして笑っていればいいだけのことなのに、
少しは学習したんだ（爆）。でも，山大が削除したのか本人がブログを隠したのか知らないけれど，後者なら卑怯者極まりないですな。
それにひところ話題になった天下り学長殿宛なのもウケ過ぎて，昼休みに昼寝ができなくなりました（涙）。
＞（天羽氏の文章）どう考えてもあらきさんについては誤爆というかとばっちりというか。専門違うし関係ないし。by apj
語るに落ちたってやつですね。
この種の教員の報酬も我々の税金でまかなわれているわけです。学生への影響や池田氏のようにトバッチリを受けるリスクや社会コストを考えるとどうにもやりきれんですなあ。人生なんて本当に短いのに。
これはまんま彼女のことでは・・・。
最近では、ただのような安い価格でサーバーなんてレンタルできる時代なんだから、大学に迷惑にならないようにと節度ある行動をするのが、大人というものだろう。池田さんのように民間のタダのブログを利用しても良いでしょうし。
表現の自由・名誉の権利は個人に帰属する問題なんだから、当事者同士で勝手にやっていれば良い問題だと思います。とにかく大学を巻き込むなと言いたいです。
まず、天羽先生が池田先生の私信を無断で公表したのは明らかに間違いであり、直ちに削除すべきです。荒木先生のはてなブックマークの「愚論」コメントが不当で、牧野先生のサイトへのリンクが「間抜け」なのも同意します。
「彼女は、いろいろな事件を起すことで、ウェブでも有名人」なのも事実です。また、天羽先生のサイト『水商売ウォッチング』は、お茶の水大学のサーバに置くのではなく、ドメインを取得して自分が契約したサーバで運営するか、せめて山形大学に移すべきです。
しかし、せつぞく氏がリンクしたサイトの記述を基に天羽先生を非難するのは間違っています。また、海外移住予備軍氏は、どこで「本業で似非科学者と言われている」とでお聞きになったのでしょうか？
マグローブ社の販売している「磁気活水器」が科学的になんら効果のないことは事実であり、天羽先生以外の多くの学者も非難しています。にもかかわらず、マグローブ社会長の吉岡英介氏はお茶の水女子大に『水商売ウォッチング』から自社への非難を消すよう訴訟を起こしたのです。（まず、ないでしょうが）大学が負ければ、「司法は天羽氏と『水商売ウォッチング』の主張は不当と判断した」と世間に思われかねません。
中西準子先生が環境ホルモン論者から訴えられて苦労していることもありますので、吉岡氏のように司法を使う似非科学派には先制攻撃すべきとの天羽先生の考えはわかります。大学を訴えるという一見非常識な行為も、自分と自分の主張を守るためには徹底的に戦うという姿勢を見せるためでしょう。
強いて言えば「名誉毀損は成立しうるんじゃないかな。」は単なる意見ですな。
頭が良すぎる人というのも問題だと考えさせられる案件です。この人、養老先生なんかの前では案外大人しくなるのかな？
＜もし私のコメントで名誉が毀損されたとお考えならば、私としては、池田氏には、大学に連絡するだの対応を公開するだのといった迂遠な方法ではなく、私の名誉毀損に対する理解をストレートに批判するという形での、対抗言論による名誉の回復を図られることをおすすめしたい。＞
私は「迂遠な方法」をとる前に、直接Eメールで「ストレートに批判」したのです。それに答えないで、いきなり無断でブログで公表しておいて、何いってるの。
どっちみち世間の常識が通じる人物じゃなさそうだけど、とにかく大学はちゃんと対応してほしいものです。
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/front/apj.html
推定年齢は50歳だと思われますが、45歳まで助手だったのは、それなりの理由があるのでしょう。東大医学部で博士号をとったようだけど、本人も言っているように医者じゃない。山形大学のポストが初めてのtenureだけど、たぶんこれが最後になるでしょう。
ポスドクを苦節8年もやって、やっとありついた大学の職なのに、こんな訳のわからない理由で大学を訴えたりしたら、今後のポストばかりか、学界からも追放されるということを知らないんですかね。まぁ自業自得です。
ついでにいうと、天羽氏の記事にコメントしている崎山伸夫も、２ちゃんねるで匿名で私を中傷したのがばれて、朝日新聞のメーリングリストをたたき出されました。今後とも、こういうイナゴの実名は、はてなも２ちゃんねるも含めて、わかり次第ここでさらします。
はてなの近藤淳也社長からは、昨年12月11日に「侮辱的な表現を執拗に書き込むユーザー」について対策を検討しているという回答をいただいたので、彼を信頼しています。
私は韓国や中国のように、実名を法的に義務づけることには反対ですが、普通の社会と同じように「相手に面と向かっていえないことを匿名でいうのは卑怯者だ」というコモンロー的な倫理を確立する必要があると思います。これはウェブで「自生的秩序」が可能かどうかの実験でもあります。
その点は大丈夫だと思います。
ポスドクでありながら母校のお茶の水大を訴えるという「非常識」にも関わらず、山形大でtenureをとれたのですから。
http://www.minusionwater.com/ochajudgement1.htm
＜天羽 自分の就職先（学術方面）も決まらないのに，修士課程の母校で博士（理学）をとったお茶の水大を行政訴訟の対象にしました。まあ，第一回口頭弁論前に裁判外で和解契約成立でしたが。＞
ただ、先ほど書いたとおり、私信を無断で公表したのは明らかにマナー違反です。天羽先生は素直に該当エントリーを消すべきです。
それとも逆算して、具体的な数字（年齢）を挙げるなということですか？
「全面的に天羽氏を支持します」という方もおられるようですが、ここで問題になっているのは、科学者としての功績とかじゃなくて、メールを勝手に公開したという問題行動ですよね。
ただし「私信を無断で公表したのは明らかにマナー違反です。」という点について、確かにその通りという事で異論ありません。
しかし、天羽さんは「当サーバ上のページに関する問い合わせや苦情のメールは公開することがあります。」と表明していましたし（御茶大サーバー）、山形大blogには「クレームはメールでは無く内容証明で」と断り書きもあります。
こういった独善的なルールが正しいかどうかはともかく、そういう人物であることを事前に知っておくべきでしたね。
某天下り教授の時はblog上で反論していたのに、何故今回に限ってメールを送ったのか不思議でなりません。
それは、ないでしょう。だから、池田先生のように
サイトの管理権の所有者である山形大学に消させる
しかないわけで。
調べれば調べるほど精神大丈夫かと思ってしまう。
「間抜け」という表現での名誉毀損は、当該行為に対して一度きりならば通常はありえないでしょう。
ただ、特定の個人の行動に対し執拗に繰り返した場合には、無い事も無いのでは？と思います。
ところで、日ごろの天羽氏の主張（なお私は、天羽氏の発言には反対の場合が多いですが）は、一つの疑問を呈する価値には値すると評価する部分もあります（だからといってルール違反を免罪するつもりもありませんが・・・）。
即ち、「科学技術主義」と「多数決主義」との均衡を保つ上での民主的過程上“あってもいい反論”だと考えます。
そもそも「公共空間」では、市民や議会による「民主主義（民主的コントロール＝オブザピープル・バイザピープル・フォアザピープル）」と、「科学・技術主義（専門家や一部為政者による閉じた意思決定）」とが相互に矛盾する（ハーバーマスやハイデガーらの指摘通り）ことから、両者のバランス調整が不可欠であると考えるからです。
但し、今回の私信（＝信書の保護法益はありませんが「書簡」と同値し得るでしょう）個人宛のものを名義人の承諾無し公開するのはどう考えてもルール違反でしょうね。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7608
天羽優子氏は、大学のサイトの管理権が大学にはなく、自分に属していると考えています。
ブログのエントリーの著作権と混同しているのではないかな？
「・・・なるかもしれない」とか「・・・成立しうるんじゃないかな」と逃げを打っているのは、罪の意識があるからです。こういう言葉をつければ許されるのなら、「天羽優子はキチガイなのかもしれない」とか「天羽優子は死ねという主張は成立するんじゃないかな」など、いくらでも逃げ道がある。
こんな最低限度のモラルもない人物が「偽科学」を指弾するとは笑止千万です。偽科学者は、自分のほうだろう。
私は池田ブログの読者が増加することを望んでおり，私が苦言を書き込むのはそれによって池田ブログの質を高めることに寄与するものと考えているからです（結果的には逆効果となってるかも知れませんが）．このことに関連して，池田さんのブログ運営について私が評価していることは，批判的コメントを投稿してもこれまで無視されたことがなかった点です．
私が「論者の経歴や年令を取り上げることは如何なものか」と述べたのは，論点と関係ない事項に言及することは論争の質を下げると考えたからです．
「物事を正しく理解している人は同じように正しいが、バカはそれぞれにバカである」
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/87b89fad4f263db0b799cb3a7a2694ac
誤解があるといけませんので、もう一言述べさせていただきます。
「天羽優子」氏は、最低限度のモラルもない人間かです。こんな人を雇っている国立大学も問題です。私も同意します。
しかし、科学者（専門家）は無知な一般人を説得するする必要もあるんです。
私の職場（劇場）では、最近“アマチュア表現団体”の発表が多くなってきています。「そんなことやったら人身事故になるんじゃないか！」や「公序超俗に反する行為じゃないか！」ということが度々あります。でも、その表現行為をただやめさせるだけではだめなんです。劇場の危険箇所や癖を説明したり、学術論文の発表会等で劇場のスクリーンを使用してプロジェクターを投影する際にも、1000人もの入場者が客席で資料を見ることがある場合には、映像と客電の光量について助言し、場合によってはプロジェクター専用のブラックスクリーン（なお当劇場には無い）などの持込使用を検討するようにアドバイスし、併せて主催者側の準備作業と劇場側の準備作業のスケジュールをすり合わせ、作業上のリスク（危険予知）についても話し合い、労働安全衛生法をクリアーするよう助言するんです。
もちろんどうしてそのような保護法益があるのかも説明します。その際、どちらかと言うと大学教員や研究者の方のほうが、他の一般の人より“分らず屋”が多いという印象があります。それでも理解していただくまで説明します。
舞台技術者は安全衛生のために無知な大学教員を説得するする必要があるんです。
一方的に人の喧嘩をあげつらって批判して、反論されたら許可無く私信を公開して、再度自分のサイトで批判するという一連の行為は人としてどうかと思うという点には同意いたします。
ただし、今回のことは天羽氏個人と池田さん個人の問題なので、「山形大全体にメールを送る人が減る」ということは無いんじゃないでしょうか。
「天羽には関わりたくない」という人が増えるのはまだしも、この言い方だと天羽氏以外の教員も天羽氏と同じレベルの倫理観の持ち主であることを前提とした言い方なので、山形大の関係者に不快感を与えてしまいませんか？
少なくとも私はそう読んでしまいました。
事実だったとしても、ココで蒸し返すのはかわいそうじゃないですか？確かに、注意書きつきとは言え未だにブログに批判記事残したりしてるけど。Wikipediaの池田信夫編集したりもしてるから、それなりに和解してるのかと思いましたが。
確かに天羽ブログにコメントもしていたけれど、「池田さんのウィキペディアの編集履歴のログのリンクを貼る」ってのが正直意味不明なので(ただの参考情報提供にも「いやあ、池田ってのはこういう奴なんですよ」と言うつもりにも見えるけど、確定的なことは言いがたいと思います)、アレをもって「何だ、崎山も全然懲りてねーな、オイ」って感じで取り上げるのは、ちょっとなあ・・・と思います。
> こんな最低限度のモラルもない人物が「偽科学」を指弾するとは笑止千万です。偽科学者は、自分のほうだろう。
この書き込みはいかがなものでしょうか。
ニセ科学とは科学を詐称する論説のことですし、ニセ科学は科学者であることを詐称する人物のことでしょう。ここでモラルと科学とは互いに全く関係のないパラメータです。
アンモラルで優秀な科学者はいくらでも居ますし、モラルを強く主張するニセ科学者もいます。（水問題の関係者が顕著ですが、後者は本当にあちこちに居ます）
池田先生のご専門の一つである経済学的に例えれば、額に汗して一生懸命に貯めた金でも、クリック一つで入手した金でも、金銭としての単位あたりの価値は等価である（等価でなければおかしい）、それらをパラメータとして関連付けるのはおかしい、といったところでしょうか。
2008-01-29 20:36:50 の様な書き込みをご承認されていることも含め（単なる罵倒としては意味があるのかも知れませんが）わざわざ相手の悪い部分に付き合う必要はないのではないか、と思います。
そこにメールを送ったのならば、せめて「これはクレームじゃないから公開しないように」との注意書きくらいはつけないと、公開することに同意したと判断されても仕方ないんじゃないでしょうか？
もっとも、 apjさん が「クレームじゃない」との記述に同意するかはわかりません。
私信を勝手に公表したり、迷惑も顧みず周りを巻き込むあたり、バカとしかいいようがありませんね。
無駄に絡まれてしまってご愁傷様です、と。
＞公開することに同意したと判断されても仕方ない
そういう論理が通用するなら、公開されたくない人はクレームが送れないことになってしまいますね。
もし公開に同意が必要ならば、同意を得るべきです。
公開にそもそも同意が必要だったか否かというのは、また別の論点なので誤解なきよう。
「私信ではない」という判断は妥当でしょうか？
法治国家では、ルールを個人が決めることはできない。彼女が何と決めようと、それは自分で勝手に宣言しただけ。ルールは、サイトの管理者である大学が決めるのです。
池田先生の攻撃性も尊重しなければいけません。思想活動のエンジンです。丸くなったら終わりです。
泥仕合だけは避けてください。
この天羽さんが「ニセ科学」か、どうかは分かり兼ねますが、「ニセ法律」のお方ではあるようです。
＜池田氏から送られたメールの内容は、削除要求・大学に連絡することの予告・対応について池田氏が公開することの予告というものである。このようなメールには、私信性が存在しないと考えられる。従って、公開しても差し支えないと判断した＞
私が、どこにメールの内容を「公開することの予告」なんかしたのか言ってみろ。大学に「通報」してその「経緯を公表する」と書いたんだよ。日本語も読めないのか。
「私信性」って何かね。何を基準にそれがあるかないか判断するのか、科学者だったら客観的な基準を示してみろ。自分がそう「判断」したら、相手の了解も得ないで勝手に信書を公開してもいいと思っているのか。
これで彼女に私信を出す人はいなくなるでしょう。まぁ山形大学の関係者によれば、今でも鼻つまみで、誰も近寄らないみたいだけどね。
>「山形大全体にメールを送る人が減る」ということは無いんじゃないでしょうか。
少なくとも件の人が山形大という組織に属している以上、もし山形大がしかるべき対処をせずにこの人を放置しておくつもりであれば、減りますね。
組織の一構成員が非常識な事（今回の場合は「私信の公開」が該当します）をしたにも関わらず、組織として是正できないのであれば、他の方々も同レベルと見られても仕方ないです。
世間一般では「山形大（の○○）が▲▲した」としか認識しません。さらに括弧の中の固有名詞はすぐに忘れられ、「山形大の人が▲▲した」となります。
# これは、会社勤めや商売の経験がある人には常識なのですが．．．
「間抜け」が「事実の摘示」に当たらないことすら、認識できてなかった訳で。わざわざ教える義理はないから、今まで言わなかったけどね。
by mohno at 2008/01/30 2:19:23
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7608#com7628
＞論評そのものに対して「愚論」と言うのは、論評に対する評価だけれど、「間抜け」「イナゴ」は、人に対するものなので、名誉毀損は成立しうる
なんですか、あの山形大の植民地のようになった「富永研究室」のHPは？ああいうのが何年も放置されているのはお茶大の評判にどれだけマイナスか。
さらには、ウェブ上で彼女の増長に力を貸した、学習院大や阪大の物理の教授諸氏も、道義的責任はあるでしょう。
全体的にいって、残念ながら、能力と達成のみを重視すべき自然科学のアカデミックポストに、アファーマティブアクションの論理が導入されて、歪んでしまったらどうなるかの絵に描いたような例だといわざると得ません。
私などがこう申し上げるのは「それぞれのバカ」の一人としての杞憂に過ぎないのかも知れませんが、池田先生のお名前に傷が付くことは日本語web圏の損失にも繋がることに思え、避けて頂きたいことです。今後ともご高説をたまわれますよう、他意のない言い方として、ご自愛の程を願っております。
あと、他所様のブログのコメント欄で第三者とやり取りするのは個人的に目障りと考えていますので、上記は誰某へというコメントではありません。本文は毎日読んでいますが、コメント欄は管理人ご本人が連続投稿でもしていない限り興味もないので普段はあまりあけることすらない。よって、以降、失敬。
「似非科学者というのは言い過ぎたかもしれない」と、いつの間にか貴方の論評にすり替わっております。
どちらが正しいのですか？
貴方は本当に「法学徒の端くれ」なのでしょうか？
『値は存在しても元の値は判別不能にさせる働きを構造的に持っている人』
これで今月100万PVは確実。去年は約700万PVだったけど、今年は年間1000万PVは確実ですね。本業には何の足しにもならないけど、本業以外の営業には多大な効果を発揮しています。
ブログばっかり書いてないで、本の原稿はどうしたって？ こうやって息抜きしてるから2冊同時に書けるんで、大目に見てください。
結局のところ、ケースバイケースであって、今回のケースが問題行為であるのかどうかは訴訟をして裁判所の決定を待たない限り解らないと思うのです。
まあ、マナーとしていかがなものかという指摘ならわかりますが、法的に問題となる行為だというような指摘はどうでしょうか。
もちろん本件でどうかはまた別の話ですが。
>法的に問題となる行為だというような指摘はどうでしょうか。
「法的に問題」だと、私がどこに書いたんですか。書いてもいないことを批判するのはお断り。
>ぜひ、次の著作のどちらか１冊を無料でWEB公開してみて下さい。
うち1冊は、Wikiを使って共同執筆しているので、無条件で公開することにはならないと思いますが、何らかの形でウェブで見られるようにする予定です。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7608#com7637
一つ指摘しておくと、サイトの管理権を所有しているのは大学ですから、大学は紛れもない当事者です。
この場合は、山形大学という公的機関の話ですから、当事者以外が口を挟むな、という言い様は難しい。
ただし、事態の推移を鑑みるに、それを天羽氏に言う段階はもはや過ぎていて、山形大学に言うべきなのかもしれませんが。
お茶の水女子大学を提訴
http://www.minusionwater.com/ochaacjp.htm
提訴しました :: 水商売ウォッチング in action
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/action/119849194645.html
独立当事者参加の申出 :: 水商売ウォッチング in action
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/action/118955739817.html
情報発信をめぐる問題とその対策
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/claims/index.html
「著作権を放棄しても著者の収益は殆ど変わらない」とする論者の第一人者として、バーナンキ並みの「反証」と揶揄されぬよう、全文を出来れば青空文庫形式で発売と同時にCC公開されることを望みます。
文面から虫の稲子では無く、何らかの比喩だと思うのですが明確な意味がわからないのです。
もし宜しければ教えていただけないでしょうか？
「著作権を放棄しても著者の収益は殆ど変わらない」
と私がどこで書いたのか、示してください。私は、すべての著作物をパブリックドメインにしろと主張したことはない。いったん社会に出た著作物の複製を禁止すべきではないと言っているのです。
「イナゴ」とは「匿名の卑怯者」という意味たっだのですね。
ありがとうございます。
冷静に事実を分析できる人も、「名誉」という、非常に人間的な問題に関しては熱く語り続けられることが、とても人間的で素晴らしいことだと思われます。
それだけでなく、ギャラリーの方々も扇情的に喧嘩を煽るのではなく、きちんと事態の推移を把握しておられるのが、ブログの質の高さを表していると思います。もちろん教祖を崇める信者の方々もおられますが。下世話に言えば「客を見れば店の値打ちが分かる」ということですね。
池田先生も現場にいるから火の粉をかぶるのですね。現場にいるエネルギーをいつまでも持ち続けられることに敬意を表します。
じゃあ、彼女のブログに肯定的なコメントを残している、現実の世界では繋がりの無い人とメールをしたとして、そのメールをいきなり公開するという可能性があるということなのでしょうか？
あと「クレーム」という言葉の定義も気になるところです。
ネットの人格のあり方と各人の言葉の定義があいまいなのが問題なのではないでしょうか？
･･･疲れた。あ、ハイエク本、D.ヒュームまで議論がいくくらいの本を楽しみにしてます。
天羽氏のサイトも、その後は見ていないので、何が書かれているのか知りません。大学から返事が来たら、こっちの対応を考えます。
ａｐｊ氏と私の認識の違いは、次の魚拓から分かります。
「253. apj — January 26, 2008 @13:41:01」から「262. せつぞく — January 27, 2008 @12:34:44」までです。
http://s01.megalodon.jp/2008-0127-1644-49/www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1182740906
＞実名で情報発信をしていると、個人の息抜きのために他人とその周囲を巻き込むという極めて身勝手かつ傍迷惑な活動のターゲットにされるというデメリットもあることがわかった。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7680
「サイトの管理権の所有者」が、天羽氏ではなく大学であるから、大学にクレームを入れたのだろう。
「他人を巻き込むな。私が責任を取る」と言うのなら、自身が管理権を持つサイトで情報発信すべきである。
匿名実名に関らず、大学サイトからの情報発信である以上は、問題があれば管理権者である大学にクレームを入れるのが、筋というものである。
> いったん社会に出た著作物の複製を禁止すべきではない
これまでの発言から、たとえば「いったんテレビ番組として放送されたものを録画、エンコードして、動画投稿サイトで公開するようなことを禁止すべきではない」という意味に捉えてよろしいでしょうか。また、同じように「いったん書籍として出版されたものはスキャン、加工して Web サイトで公開するようなことを禁止すべきではない」というご意見とも受け取れますが、この理解は正しいでしょうか。
この理解が正しいのであれば、（できれば数日内に）本コメントを公開していただければ幸いです（理解が間違っていれば、本コメントは公開せず、上記の違いについて解説を追加いただければ幸いです）。その場合、池田先生のご著書については、とくに先生のお手間を取らせることなく、私が必要な作業を行う所存です。また、アフィリエイトなど設置した場合には、収益の一部といわず、全額を先生にご提供したいと存じます。
また、過去の発言については、とくに誹謗中傷を意図したものでないことを改めて申し添えておきますが、私が誤解していたことは明白になりますので、この点について先生にご迷惑をおかけしましたことを、本コメントの公開をもって謝罪の意を表明させていただきます。
私が「制度改革」の議論をしているのを「個人の裁量」でできることと取り違えて、くだらない難癖をつけるのはやめてほしいものですね。
この場合は、出版社の了解は不要です。
基本的には、原著作者の了解があれば問題ありません。
書籍には著作隣接権が認められておりませんので、著者との契約に関連する条項がない限りは、出版社になんの権限もありません。
ただし、格別に工夫したレイアウトなどの場合は、出版者の創意工夫が認められますが、新書などの場合は認められないでしょう。
実際に、大学の研究者が刊行した書籍（書籍を出せば業績として認められます）と同じ内容をＷＥＢ上で公開しているということもありますが、それを出版社が差し止めはできません。
そのため、日本書籍協会をはじめいくつかの出版団体が文化庁へ著作隣接権を認めるよう申し入れを行っております。
だから著作権を廃止して、すべて契約ベースで決めれば、「隣接権」も必要ないのです。18世紀にできた契約テンプレートにすぎない著作権が、国際的に固定してしまったのは不幸なことです。
この場合、出版社は永遠の著作隣接権を契約で手にすることができるのではないでしょうか？
それから、海外の作家の作品が翻訳者違いで様々な出版社から出ている場合があるので不思議に思っていたのですが、先のエントリー「パンフレットとしての『一般理論』」で「東洋経済新報社は、ケインズの死後50年にわたって独占利潤を得たが、そのおかげでこの重要な本が読まれずに語られた弊害は大きい。著作権がいかに「反文化的」な制度かを示す好例だ。」とされていますが、著作権ではなく、契約に問題があったとすべきではないでしょうか。
もし、公開を妨げるものがあるなら、それは著作権ではなく、池田様と出版社の間の出版契約にあるのではないでしょうか。その場合でも、今後出版するもの、あるいは既存の出版物でも今後の増刷分については、あらかじめウェブで公開される可能性について出版社にお伝えくだされば、なんら問題が生じることはないと存じます。
また、先にあげた例で言えば、「いったんテレビ番組として放送されたものを録画、エンコードして、動画投稿サイトで公開するようなことを制作会社が禁止すべきではないが、放送したテレビ局が禁止することは認める」とおっしゃっているように受け取れます。番組の放送は一度で終わるので、楽曲、アーティスト、レコード会社に置き換えてる方がよいかもしれませんが、これは正しい理解でしょうか。（出版社の権利は、これより弱いのですが）
池田先生の日頃のご発言からすると、著作権者の意思が、著作隣接権者のような他者に妨げられることを肯定されるという点が理解しにくい点です。むしろ、池田先生のご意思が、自らの版元にすら理解されないということであれば、一般の著作権者・著作隣接権者が理解しないのも当然と受け取られてしまうように存じます。
先日、ある学会でTさんとOさんに会ったとき、2人とも「mohnoさんの粘着には参る」と言ってました。Kさんは「mohnoさんにつきまとわれるのがいやなので」と私にEメールでコメントしてきました。自分が、見当はずれな重箱の隅をしつこくつつく「ネット・ストーカー」として嫌われていることを自覚したほうがいいと思いますよ。
できます。今でも、民法の「契約自由の原則」でできるのです。だから契約を書くコストを下げる技術（たとえばccライセンスのような電子契約）があれば、著作権なんていらないんですよ。
動画共有サイトへの不正投稿や楽曲の不正な流通について、通常、投稿者の素性はわからないわけですから、著作権者がそのような素性のわからない人が許可なく著作物を公開することは認めない、という場合について、これに反対されることはない、という理解でよろしいでしょうか。
なお、私が日頃気にしているのは言動一致（あるいは事実確認）です。（どなたに対しても）
以下の反論にはどう答えますか？
天羽さんのブログにあったものです。
可能ならお答え願います。
【追記】
あらきけいすけ氏に、上記のメールについて問い合わせたところ、次の返事をいただいた。
あらきです
事実確認とのことですので、とりいそぎ、それについてのみお答えします。
[1] 愚論という記述を削除した
回答：これは事実。
補足：ただし氏に対する批判は取り下げてはいない。
http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20071115
http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20071119
[2] 私は、彼が引用した牧野淳一郎氏のサイトに、彼の論旨と逆のことが書いてあることを「間抜け」と呼んだのであり、これは彼も認めました。
回答：わたしはそれについては認めていない。認めた覚えが無い。
補足：これは私に対する言いがかりとも受け取れ、非常に不愉快である。
BKってNHK大阪のことらしいけど、私に質問する前に、元のサイトを読むのがジャーナリストの基本じゃないの。最近は、自分で何も調べないで初歩的なことを聞いてくる記者が多いけど、NHKのレベルも落ちたもんだね。
それと私の注意を読んでないようだけど、名前にはIDを書け、bcotzeater。
>牧野氏のサイトを読んでみれば、彼の結論（ベクトル型は20年前に終わってる）が荒木氏の主張と逆であることがわかります。彼がそれを認めなくても、事実は事実。
問題は牧野氏のサイトの内容と、荒木氏の主張とが逆である点ではなく、荒木氏が認めてないことを、池田先生が「認めた」と、天羽氏へのメールの中で主張されている点にあるのではないでしょうか？
実際に、荒木氏は、その点については、反論しているわけですし。
http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20080129
要するに私は、彼を一般的に間抜け呼ばわりしたのではなく、私の記事を罵倒するコメントを補強するつもりで、それをくつがえす牧野氏のサイトにリンクを張った行為を「間抜け」と呼んだのです。「愚論」を削除した彼は、それがわかったのかと思ったら、まだわかってないのか。
他人の私信を無断で公開しておいて謝罪もしない非常識な人物が何を書こうと、私は読む気はありません。これで終わり。
ただし、私が「ああですか」「こうですか」と色々お尋ねすると、また堂々巡りになり、粘着と思われかねません。そこでお願いですが、池田先生の著作物と一般の著作物に通ずる表現で、池田先生のご意見を、池田先生のお言葉で正確にあらわしていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
そこで私は池田先生の著作物にもあてはまるのかをご確認したのが 2008-02-01 01:50:10 のコメントです。しかし、2008-02-01 08:35:20 にいただいたコメントでは「出版社の了解がとれればね」という条件が示されました。これは無条件に複製を認めるべきという (1) とはかなり違う内容です（※注）。テレビ番組の公開や、楽曲の公開に、テレビ局やレコード会社など「関係団体の了解を必要とする -- (2)」という条件を付けることは、現在でも、それほど問題視されないだろうと思います。
しかし、書籍に限れば、出版社は著作隣接権を持っていませんので、私は了解を取る必要はありません（契約が問題になるのは、契約当事者だけです）。その点について申し上げたところ、2008-02-01 20:42:11 には「私は、mohnoさんのようなトラブルメーカーによる私の著作物の公開は認めません」というコメントをいただきました。これは、「著作物公開（複製）の可否に著作権者の意思を反映させる -- (3)」ということに他なりません。しかし、これこそが、まさに著作権法の目的であり、(1) とは正反対に「著作権は必要です」という主張と受け取れます。
このように主張される内容が変わりますと、私としてもどれが池田先生のご意見であるのかわかりません（といいますか、わかる方がいらっしゃるとしたら、その方が不思議です）。ですから、池田先生のお言葉で正確に表現していただくことを望む次第です。
もし、「公開を認めない」という表現が、著作権法による保護を指しているのではなく、池田先生の“ご希望”であるということであれば、そのようにお答えください。著作権（送信可能化権や公衆送信権を含む）の不行使を明言いただければ、私は池田先生や支持者の方から「池田先生の希望に沿わない不届き者」というそしりを受けるかもしれませんが、刑事・民事の責任からは解放されますので、遠慮なく公開の作業を行えます。端的に申し上げれば、池田先生との契約関係を持たない私にとって、池田先生の著書を公開することを差し止めているものは著作権法のみです。
さらに付言すると、池田先生は以前「30年、40年先を見越して話している」とも書かれています。30年、40年先までは著作権による保護が必要であるということであれば、そのようにお答えいただければ幸いです。
※注 あえて苦言を呈しますと、私の最初のコメント（2008-02-01 01:50:10）には「理解が間違っていれば、本コメントは公開せず、上記の違いについて解説を追加いただければ幸いです」と書いております。(1) と (2) には大きな違いがありますから、本来ならコメントを公開せず、「(1) には関係団体の了解を取れることが条件である」とご説明くださることを望んでおりました。ここでのコメントを私信であるとは申しませんし、あくまで希望をお伝えしたわけですが、本エントリの主題を考えますと、この対応には疑問を持たざるを得ません。
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