2006年12月17日
ドッグラン
駒沢オリンピック公園に、「ドッグラン」があります。そこには、世田谷区民だけではなく、神奈川や千葉からも車で遊びに来ているようです。
私が、動物愛護活動に取り組んできた２０年間の間に様々な取り組みが実現しました。そのうちの一つが、この「ドッグラン」です。
当初、世田谷区立公園内に設置しようと働きかけたのですが、民間のものは見かけますが、公設はなく、前例がない事例に消極的な行政の壁にぶつかったのです。
ある日、今は亡き桜井都議から、「駒沢公園で犬を遊ばせている方たちから相談を受けたのだけど、動物問題に取り組んでいる増田さん、聞いてあげてもらえる？」と電話があり、会いました。
その方々からは、「犬のリードをはずして散歩していると苦情を言われるので、公園内に犬のスペースを考えてほしい」と言う内容でした。
世田谷区の動きを伝え、「ドッグランが良いと思うが、逆にそこでしかリードをはずせなくなる」と言うことも伝え、了解を取ったのです。（当時の模様が公明新聞に載っています）
そして早速、桜井都議と共に、東京都の緑地公園課と話し合い、いくつかの条件前提に都内２箇所設置が決まったのです。
何回かの検討の結果、「駒沢オリンピック公園」と「神代植物公園」で決定し、話が進みましたが、提示された条件が整わず難航。
条件の一つ、地元皆さんの協力があればと言うことで、大署名運動を実施し、その方々に責任と意識を持っていただくことに成功したのです。
一年間の試行期間中も大人気で、ついに本格実施となり現在に至っています。現場に行っても、誰も私が努力したことは知らないようです。
そのときの苦労した書類は、私の宝です。夜の帰り道に立ち寄ってみると、深夜まで犬たちが遊んでいました。
masudanobuyuki at 10:18
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