全参加者様へ重要なお知らせ

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2月17日 ショタスクラッチ5において18歳未満の方、及び高校生の入場ができなくなりました。

サークル・一般参加者全員、当日ご来場される皆様は身分証明書をご持参お願い致します。
※保険証、免許書、学生証、パスポートなどの公的証明書の原本(コピー不可)をお持ち下さい。
※入場は受付でスタッフが年齢確認をさせて頂いてからとなります。

◆年齢制限・身分証の持参については出来るだけ身近な方にもお知らせ願えればと思いますが、
誤解を避けるため部分的な引用はお控え頂き、こちらのページへリンクを貼って頂ければと存じます。

◆この件についてのお問い合わせを会場や別のイベント様にされますとご迷惑になりますので、
ご意見やご不明な点がありましたら、当ショタスクラッチ実行委員会までお願い致します。
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2月17日の第五回開催について、1月20日に今回の会場である都立産業貿易センター台東館を通じて
会場の持ち主である都の労働局から指導があり、検討を重ねた結果、入場の年齢制限を行う事になりました。
今回の開催については、18歳未満の方、及び高校生は入場して頂くことができません。
突然のことで参加者の皆さまにはご迷惑、ご心配ををおかけし、誠に申し訳ありません。
今回ご参加頂けない方々には、心よりお詫びを申し上げます。

今回の指導は突然提示されたものであり、当方としても急場の対応に苦慮しております。
参加者様への説明のため、今回の指導と経緯をこちらに掲載させて頂くことについて会場側より
ご了承頂きましたので、以下にご報告させて頂きます。


現状、台東館の方では成人向け同人誌の頒布について「全体の二割以上が成人向けとなる場合」に
「ゾーニング」を行うよう指導を行っている、とのことです。
この指導によるゾーニングとは、成人向け/全年齢向けにサークルスペースの配置を分けることを指します。
成人向けゾーンに入るには年齢確認が必要となり、全年齢向けゾーンでは成人向け同人誌の頒布が行えません。

当イベントは昨年10月に会場の同人誌即売会利用についての件で新聞報道がされた際より、
会場の方と連絡を取り合い、当日の利用について確認を行って参りました。
(10/23時点での対応についてはこちらの記事を参照して下さい)
その後も12月4日の会議の際に確認を行い、1月15日の時点でもお電話を頂き、打ち合わせを行いました。
その時点までの相談内容としては、サークル事前案内・サイトによる注意喚起、身分証明の確認を徹底する、
性描写を扱った同人誌に対して問題がないよう、対策を加えて開催を行うといったような内容が主であり、
実行委員会はそれらを順次お知らせをしていく予定で作業を進行していました。

1月20日にお電話を頂いた際にはじめて、成人向けが全体の2割を超える即売会の場合はゾーニングを行うように、
という線引きの提示と、指導を受けました。
この時点で既に開催日まで一ヶ月を切っており、配置をゾーニング形式に変更する事は難しい時期でした。
理由としては時間がないため、参加サークル様への具体的な説明と配置場所の意思確認を行う期間がない点、
当日の運営、対応の変更を行うことが難しい点、今回の指導についての連絡はすべて口頭で、書面が用意されて
いないため明確な基準が測りかねる点などがありました。

1月20日以降、他の即売会なども参考にさまざまな内容を検討し、成人向け同人誌の頒布についての
対策を行いつつ、今まで同様の配置で開催するべく代案を会場側と相談させて頂きましたが、
今回の労働局からの指導はあくまでもゾーニングを行う(配置を分割する)ことであるため、
代案では指導通りの開催を行わなかった、と判断されてしまう可能性がある、との指摘を会場側から受けました。
判断については労働局が開催の報告を受けて行うため、当方と会場側のこの時期の相談だけで、ゾーニングを
行わないという決断をすることはできませんでした。
万一に当方が指導を守らなかったと判断されてしまった場合、当方だけでなく他の同人誌即売会の
都立産業貿易センターの利用へも支障が出てしまう可能性もある点が、今回の決定の大きな要因となりました。

会場・労働局側としてはゾーニングできない場合、イベント自体を18歳未満入場禁止とすることで、ゾーニングと
同様の、正しい対応を行っていると判断しているとのことでした。
当イベントについては現在までのところ、サークル参加者に18歳未満の申込はありません。
また一般参加者の大部分が18歳以上である点から総合的に判断して、
当イベントとしましても苦渋の選択ではありますが、
今回は18歳未満入場禁止で開催を行うと、判断せざるを得ませんでした。

以上が、今回の件につきましての概要になります。
こちらに記載した内容につきましては、ショタスクラッチ第五回だけの暫定的なものとお考え下さい。
現状では少なくとも当イベントに対しては書面による明確な線引きは行われておりませんし、他の即売会の内容や
開催時期によっても、指導や対応は個々に異なっていると思われます。
今回の指導について、あまりにも開催までの準備期間がなかった点、書面での明確な通達がない点については、
改善を検討して頂けるよう会場側へお願いをしました。

次回以降の開催についてですが、第六回の会場となるpioは大田区管轄の施設であり、確認したところ
成人向けの頒布についての見解については台東館とは異なり、現状においては、ほぼ今までどおりの形で
申込書の作成を行い、イベントの開催を行う予定で、問題ないようです。
次々回、秋の第七回については台東館開催の予定ですが、先述の通り今回の件を踏まえ、お互いに調整に努めて
行く形で、会場側ともお話させて頂いております。
また以降の開催についての詳細は、追ってご連絡を致します。
当即売会の参加者様へはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。

2008年1月31日
ショタスクラッチ実行委員会
文責 代表 松村直紀