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オーギュスト&ジャン

ルノワール+ルノワール展 | 
2008年2月2日(土)→2008年5月6日(火・祝)
Bunkamura ザ・ミュージアム

オーギュスト&ジャン

『ピクニック』撮影中のジャン・ルノワール  (C) Photo CNAC/MNAM Dist. RMN - (C) Droits réservés/distributed by DNPAC

ジャン・ルノワール 
Jean Renoir (1894.9.15−1979.2.12)

1894年 9月15日、パリのモンマルトルで生まれる。
この時、父親のオーギュストは53歳。
1897年 家政婦のガブリエルに連れられ、デパートの無料上映で、初めて映画に接する。
1915年 第一次世界大戦で脚に銃撃をうけ、生涯痛みに苦しむ。
母アリーヌ、56歳で死去。
1916年 この頃チャールズ・チャップリンをきっかけに映画に興味を持ち始め、特にD・W・グリフィスなどのアメリカ映画に熱中する。
1919年 父オーギュスト、78歳で死去。
1920年 父の最後のモデルを務めたアンドレ=マドレーヌ・ユシュラン(通称デデ、のちに女優としてカトリーヌ・ヘスリングと名乗る)と結婚。
1921年 息子のアランがコレットで生まれる。
妻や弟クロードらと共に、父の勧めで始めた陶器の制作を、コレットで続ける。
1924年 妻を映画に出演させるため、『カトリーヌ』(監督アルベール・デュードネ)を製作。
『水の娘』(主演カトリーヌ・ヘスリング)で初監督を務める。兄ピエールと息子アランも出演。
1926年 『女優ナナ』(主演カトリーヌ・ヘスリング)
1931年 『牝犬』
1936年 『ピクニック』(主演シルヴィア・バタイユ)
『どん底』
1937年 『大いなる幻影』
『ラ・マルセイエーズ』(主演ピエール・ルノワール)
1939年 『ゲームの規則』ジャン本人も出演する。
1940年 当時のパートナーであったディド・フレールと共に、大戦を逃れてアメリカに亡命。
1944年 ディドと結婚。
結婚式には証人として、ガブリエルが出席する。
1945年 『南部の人』
1946年 『小間使の日記』
1949年 カトリーヌ・ヘスリングとの離婚が成立。
インドで初のカラー映画となる『河』を撮影。
カリフォルニアに新居を建てる。新居には父の作品《狩姿のジャン》(本展出品)を飾り、庭にコレットのオリーブの木を植える。
1952年 兄ピエール、67歳で死去。
イタリアで『黄金の馬車』を撮影。
1954年 『フレンチ・カンカン』でフランス映画に復帰。
1956年 『恋多き女』(主演イングリッド・バーグマン)
1959年 ガブリエル死去。
父が晩年を過ごしたコレットを舞台に、『草の上の昼食』を撮影。
1962年 父について語った回想録『わが父ルノワール』刊行。
1969年 弟のクロード、68歳で死去。
1971年 批評家アンドレ・バザンの遺稿を、フランソワ・トリュフォーが編集し、「ジャン・ルノワール」を発行。フィルモグラフィーは、ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・リヴェットといったヌーヴェル・ヴァーグの映画監督が担当。
1974年 口述筆記による自叙伝『ジャン・ルノワール自伝』を刊行。
1975年 アカデミー賞の特別名誉賞を受賞。
授賞式では、イングリッド・バーグマンが代理で賞を受け取る。
1979年 2月12日、カリフォルニアの自宅にて死去。享年84歳。父と兄が眠るフランスのエソワの墓地に埋葬される。
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