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ページ更新時間:2008年01月29日(火) 19時59分
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■大阪・阪南市 市立病院が入院受け入れ休止へ
医師の不足で内科の診療を休止している大阪府阪南市の市立病院が、今度は4月から全ての科で入院患者の受け入れを休止する方針を明らかにしました。
阪南市立病院には常勤医師が11人いますが、このうち少なくとも7人が今年3月末で退職することになり、入院患者を受け入れる見通しが立たなくなりました。
現在およそ30人いる入院患者は退院するか他の病院に転院させることにしていて、残った医師は外来のみの診療を続けるということです。
阪南市立病院の常勤医師は和歌山県立医大から派遣されていますが、慢性的な医師不足から勤務が過酷なうえ、去年6月には内科診療を休止したため入院患者が激減して、今年度だけで赤字がおよそ10億円に達しています。
和歌山県の仁坂知事は「大阪府内で医師を補充するよう要請していた」として、大阪府の対応のまずさを批判しました。
「大阪府は和歌山に比べて何倍も大きいんですか、と。大阪府に関して言えば、我々が知事以下、必死になっているような行政を大阪府はしてませんね」(和歌山県・仁坂吉伸知事)
阪南市は財政状況が苦しいことから、病院を存続させるかどうかを含めて来月をめどに結論を出す方針です。 (01/29 16:11)
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