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原発の地下連絡通路で水漏れ
東京電力は29日、ともに定期検査中の柏崎刈羽原発2号機と3号機をつなぐ配管用地下連絡通路で、圧力抑制室プール水排水系配管から床に水が漏れていたと発表した。回収した水の量は約500リットル。放射能は検出されず、外部への影響はないとしている。
東電によると、同配管は1―4号機共用で、長さ約1500メートル。6日に微少な穴から30秒に1滴程度水が漏れているのを確認し、受け皿を置いて監視強化していた。
今回の漏水は28日午前11時すぎ、同配管の補修に備え現場調査をしていた協力企業の作業員が、6日とは別の個所で発見した。東電は29日までに、計36カ所の微少な穴を確認。今後穴ができた原因を調査し、内部の水を抜いた上で配管を交換する。
また穴の形状から、中越沖地震との関連はないとみている。
新潟日報2008年1月29日
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