ログイン
IDでもっと便利に[ 新規取得 ]

ジャンル
サブジャンル

国内

DV被害女性の子、東京・北区が無戸籍のまま住民票

1月27日22時7分配信 読売新聞


 離婚が成立していないDV(配偶者暴力)被害者の女性や離婚後まもない女性が、前夫らと別の男性との間で産んだ子供について、東京都北区が戸籍のないまま住民票を作っていたことが27日、わかった。

 通常、住民票は、戸籍に記載されることで作成されるが、同区は「子供が予防接種や乳幼児健診を受けるのに(住民票が)必要だったため、人道面を考えて緊急避難的に作成した」としている。

 北区では2006年以降、戸籍がないまま0〜1歳までの4人に住民票を作成していた。

 DV被害を受けながら夫が離婚に応じていないか、離婚後300日以内に出産した子供は前夫の子とみなし、前夫の戸籍に記載する民法の規定に該当するケースだった。

 DV被害者の場合には、警察が被害を認定した書類をもとに作成していた。

 昨年2月には足立区が、離婚後300日を経ていないことで無戸籍だった子供について、人道的な観点から住民票を作成している。

最終更新:1月28日1時55分

Yahoo!ニュース関連記事

この話題に関するブログ 4ランキング上位

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

日付を選択:



提供RSS