【週間賞】小澤健二さん──「1.17」を忘れない

タイムリーな投稿でした (1月12日~18日分)

OhmyNews編集部(2008-01-25 07:00)
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「1.17」を忘れない 小澤健二さん
派遣社員はどのぐらい「搾取」されてるの?
 林美幸さん
そして私はルームシェアを始めた 中道圭吾さん
福岡の新風舎ファンからの視点 濱中隆志さん

 投票者(編集部員と市民記者編集委員)の票はこれら4本に集まりました。迷うところですが、週間賞は、小澤健二さんの「『1.17』を忘れない」にしました。理由は、タイムリー性を重視したためです。

 記事が読者(編集部を含む)の注目を集めるときは、いくつかの要素が組み合わさっています。その要素を分解すると、1. 新しい、または独自のファクトが提供されている、2. 新しい、または独自の視点(切り口)が提供されている、3. いいタイミングで投稿されている、4. 読者の関心を引きそうなテーマを題材としている──の4つが大きいと思います(順不同)。

 こうした観点からすると、林さん、中道さんの記事は1.と4.の要素、濱中さんの記事は2.と4.の要素の貢献が大きいといえるでしょう。

 以前どこか別の場所に記したことがありますが、市民記者の投稿は今、独自性(1. と2.)、テーマ性(4.)の点で長足の進歩が感じられますので、編集部としては、タイムリー性(3.)を向上させたいと考えています。

 小澤さんの記事は1月17日の数日前に投稿・掲載され、この週に、阪神・淡路大震災関連の投稿をほかの記者にも促す“呼び水”的な役割を果たしてくれました。小澤さんが地震当日どこにいたのか(関東? 九州? 北海道?)基本情報が記事では不明だったりしますが、私としては今回、タイムリー性に高い優先順位を置いて選考しました。小澤さん、おめでとうございます。(平野)


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【受賞記事の選考プロセス】

週間市民記者賞は、以下のプロセスから選出されます。
 
(1)アクセス数やコメント、スライドなどで評価の高かった記事を抽出
(2)そこから編集部員と市民記者編集委員が、1人につき3本程度の記事を推薦
(3)その中から上位を選出し、編集長が受賞記事を決定し、講評

なお、選出は「論や意見よりも、事実を前面に出した記事」を優先しています。
受賞記者には特別原稿料として1万円を進呈します。

【編集部注】 今週分より、受賞発表記事の体裁を変更しました。



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