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【社会】

あおり運転で2審も実刑 栃木の2人死傷事故

2008年1月22日 17時33分

 栃木県大田原市内で昨年1月、無免許の上、時速約100キロで追い回すなどの「あおり運転」で軽乗用車に事故を起こさせ2人を死傷させたとして、危険運転致死傷と道交法違反の罪に問われた無職戸田固士被告(25)の控訴審判決で、東京高裁は22日、懲役9年(求刑懲役10年)とした1審宇都宮地裁判決を支持、被告の控訴を棄却した。

 弁護側は「被告の運転と事故には因果関係がない」として危険運転致死傷の無罪を主張したが、阿部文洋裁判長は判決理由で「軽乗用車を運転していた女性は後方から急速に追いつかれて恐怖を感じ、加速したため事故を起こした。危険かつ悪質な行為だ」と、因果関係を認定した。

(共同)
 

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