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東京都心で2年ぶりの雪景色 関東周辺で雪

2008年01月23日10時52分

 伊豆諸島南部を低気圧が通過した23日、関東周辺は朝から雪が降った。横浜市では初雪を観測。東京都心では通勤時間にみぞれとなった。

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うっすらと雪が積もった通学路を登校する子どもたち=23日午前8時16分、東京・晴海で

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早朝から降り出した雪で、屋根が真っ白に覆われた住宅街=23日午前10時14分、東京都目黒区で、本社ヘリから

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雪が降りしきる中、街を行く人たち=23日午前9時9分、東京都渋谷区で

 長野や山梨、静岡や千葉県の山間部には大雪注意報が出た。山間部では15センチ程度、平野部でも5センチ程度の雪が降る見込み。雪は夕方まで断続的に降る見込みで、気象庁は路面の凍結などに注意を呼びかけた。

 東京都心では午前9時の気温が1.1度。日中も4度までしか上がらない見込みで、この冬一番の冷え込みに。午前11時までに1センチ未満ながら積雪が観測された。都心で積雪が観測されたのは、06年2月7日の2センチ以来。

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 降雪は通勤・通学時間と重なったものの、交通機関に大きな混乱はなかった。

 全日空の羽田発高知行きは、午前8時40分の離陸直前にあられが降り出したため、いったん駐機場に引き返し、約40分遅れで出発した。地下鉄では、東京メトロ日比谷線と半蔵門線で、それぞれ最大15分の遅れが出た。

 高速道路では、中央道下り線の小淵沢―諏訪インター間が積雪で通行止めになったほか、相模湖―上野原インター間や、横浜横須賀道路の六ツ川料金所―朝比奈インター間で速度規制がしかれた。

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