ガザ地区を封鎖 国連が批判
イスラエル政府は18日、ガザ地区を拠点とする武装勢力にロケット弾などによる攻撃を止めるよう圧力をかけるためだとして、ガザ地区との検問所5か所を完全に封鎖しました。これまでイスラエル政府は、経済封鎖の一方で、国連などによる食料や医薬品の持ち込みは認めてきましたが、今回は人道支援も含め、すべてのトラックが止められています。イスラエル軍は今週、ガザ地区に対する攻撃を強化し、子どもを含む34人が犠牲になっており、この間、ガザ地区からは、200発以上のロケット弾や迫撃砲弾がイスラエルに打ち込まれていました。完全封鎖は少なくとも数日続くとみられています。これについて、国連のパン・ギムン事務総長はニューヨークの国連本部で声明を発表し、食料や医薬品のさらなる不足をもたらし、人道危機を招くものだとして、イスラエルを批判しました。さらに、「敵対行為によって和平への希望が損なわれる」と述べて、去年再開された和平交渉の進展に懸念を示し、パレスチナの武装勢力とイスラエルの双方に自制を呼びかけました。 |
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