【ＮＱＮニューヨーク＝海老原真弓】8日のニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに大幅反発。ニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）で取引の中心である2月物は前日比18.3ドル高の1トロイオンス880.3ドルで終えた。一時884.0ドルまで上昇し、1980年1月に付けたこれまでの最高値（875ドル）を上回り、28年ぶりに最高値を更新した。

　外国為替市場でドルが対ユーロなどで軟調に推移したことや、原油先物相場の上昇から「インフレに強い資産」としての買いが金相場を押し上げた。この日の安値は859.4ドル。

　銀、プラチナも3営業日ぶりに反発。 (07:20)