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歴史「謝罪求めず」・韓国次期大統領、日韓FTAに意欲

 【ソウル=山口真典】韓国の李明博(イ・ミョンバク)次期大統領は17日、ソウル市内で外国メディアと記者会見し、日本の歴史認識問題に関連して「韓日の成熟した関係をつくるため、私自身は謝罪や反省を求めたくない」と言明した。理由については「日本も謝罪と反省をした事実があるが、韓国民に感動を与えられず、問題を反復するしかなくなっている」と指摘した。

 同時に「(韓国側が)要求しなくても、日本が(謝罪と反省を)言うくらいの成熟した外交をするだろう」とも語った。日韓間の懸案として歴史問題をことさらに提起せず、日本側の自発的な取り組みを促す姿勢を示したものとみられる。

 歴史問題を巡っては、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が2004年7月の日韓首脳会談で「私の任期内に争点として提示しない」と表明したが、小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝などで対日批判を展開。日韓関係が冷却化した経緯がある。(17日 21:44)

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