2006年12月25日

消えてしまう命


大阪市動物管理センターにいた9頭は殺処分を回避できました事をご報告申し上げます。
1月25日付けにて大阪市動物管理センターより、団体等登録申請の却下通知が来て、今後は処分される犬たちを救えなくなりました。 私達の代わりに他の団体が助けてくれるのでしょうか。それとも殺処分を続けていくのでしょうか。殺処分を待つ犬たちを救いたいと言っているのに、どうして拒否をするのでしょう。却下理由は全て改善しているのに何故なのか。某団体、某議員の圧力なのか。
今後も引続き、嘆願書を提出することになりました。
活動が再開できるまで戦います。どうか、皆様のお力をお貸し下さいますよう、よろしくお願いいたしします。



人間のエゴで消えかけてる命が大阪市動物管理センターに9頭います。
私達ARK-ANGELSは昨年から大阪市の最終処分施設からワンコのレスキューを開始しました。
1年の間に数百頭と言う命を一般の家庭に導いて来ました。
去勢・避妊手術の実施・狂犬病予防注射・畜犬登録等、を徹底しきっちりとした譲渡条件を設け沢山
の命が繋がりました。

今回の広島ドックパークのレスキューで色々なデマが飛び交いました。
噂がドンドンと尾ひれをつけて走り出しました。
そして、朝日放送ムーブによる悪意的な放送で現場をご存知ではない、遠方の支援者様達が混乱致し
ました。
そんな中、団体を潰そうとしている人間・広島でのレスキューに携わった反対勢力の人たちが大阪市
に電話で攻撃していたそうです。

今日、大阪市動物管理センターに4人で向かいました。
広島から帰って始めてのセンターでした。
頭数確認とホスト様への依頼をしながら全ての子の命を救い、お正月を迎えさせてあげる準備をしま
した。
しかし、動物管理センターからの答えは「暫くは譲渡は出来ない」との言葉が返ってきました。
単なるマスコミの噂で電話が沢山かかる。
業務は犬のことばかりでは無いとの言葉も出ました。
色んな電話で業務が進まない。
広島の事件であって大阪には関係ないとの言葉もありました。
確かに動物管理センターは犬の譲渡だけの仕事ではありません。
しかし、命の重みにかえられるものがあるのでしょうか?
この子達は4日が過ぎれば暗闇の中で息耐えてしまうのです。
御用納めまであと3日しか無いのです。
最終日には間違いなくこの子達はガス処分されてしまいます。
新年を迎える事はありません。
人間のエゴによって救える命が遮断されてしまいました。

この、1年間諦めた目をしていたワンコ達が沢山の笑顔を取り戻しました。
何故、物言えぬ彼等が人間のエゴで犠牲にならなくてはならないのでしょう・・・
怒りを通りこえて落胆してしまいました。
行政にも幻滅しました。
民間と力を合わせて処分ゼロを目指そうと頑張った日々は何だったのでしょうか?
数人のデマで簡単に命の扉を閉めてしまっていいのでしょうか!!
人間がこの子達の命を絶つ権利なんてない!!
どうして救える命が目の前にあるのに・・・

どうか皆様のお力をお貸し下さい。
私達は大阪市に抗議します。
罪の無い命を殺さないで下さい。
助ける人間が沢山います。
動物管理センターを後にするときのワンコ達の目が頭から離れません。
「助けに来てくれたのに僕達を置いてどうして帰ってしまうの?」
「僕達はどうなってしまうの?」

大阪市に皆様の声を届けます。
お名前・ご住所等は必須ではございませんのでご意見をお待ちしております。
そして、この機会に処分センターにいる子達の事をお考え下さい。


動物愛護団体 ARK-ANGELS







お詫び

私は、ドッグぱーく元ボランティアで、こちらのサイトの管理もさせていただいているものです。さきほど12時40分 林統括からお電話があり、上記の内容を聞きました。ブログにこの記事を載せたいがアクセスできないのでこちらからしてもらえないかとご相談を受けました。私は聞いた内容から事の重要さを考え、このような形でトップページに28日まで掲載させていただくようお願いさせていただきました。皆様、どうかご了承下さい。以前の公式ページへは右下のリンクからお入り下さい。

「頼むからこの子達を助けて欲しい・・・」と涙ながらに訴えておられました。
ただ、ただ、悔しくてたまりません。
私達はただ、命を助けたいだけです。それだけです。
この状況を望んでいた人達が世の中に居たから、こんなことになったのです。

あなたはどう考えますか?

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