住職や副住職の合図にうれしそうに反応し、前両足を合わせて合掌する愛犬のコナン(ロングコートチワワ・1歳半、雄)。那覇市首里の寺・慈眼院、通称「首里観音堂」の寺務所で番犬の役目を担いながら、家族の一員として“禅”を極めている。
「寺的なことをできるように、感謝を表す合掌を教えた」と話す善國乗栄副住職(30)。「葬式や告別式など神経を使う仕事なので、コナンがいるとほっとするし、安らぐ」と笑顔を見せた。
合掌のきっかけはコナンが立った姿勢で前両足を広げた時、家族が手で両足を合わせることを教えたのが始まり。2、3日で覚えたという。
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