「めぐる」をかたどった犠牲者と同じ数のろうそくに火をともし、祈りをささげる人たち(兵庫県伊丹市の昆陽池で) |
6434人が亡くなった阪神大震災から17日でまる13年となる。
能登半島地震、新潟県中越沖地震と、昨年も大地震が相次ぎ、兵庫県などでつくる「ひょうご安全の日推進県民会議」は16日、震災の教訓を発信し、生かしていく強い決意を改めて盛り込んだ「1・17ひょうご安全の日宣言」を発表した。
同県伊丹市の昆陽池(こやいけ)公園では、この日午後5時46分から、犠牲者と同じ数のろうそくをともした。今年のテーマは「めぐる」。思いを巡らし新たな一歩を踏み出そうと、無限に続くメビウスの輪が地球を囲む形にろうそくを並べた。約300人が黙とうし、鎮魂の祈りをささげた。
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