記者の目
名古屋駅の放置自転車


(4)汚名返上の福岡 その秘策は?

一方、昨年まで2期連続ワースト1だった福岡駅はどうなったのか?

実は、今年は全国226位!

見事、汚名返上。


その秘策を聞いてみると…

「2、3時間以内は無料にする。
そういう対策で駐輪場の利用を増やす。
それで放置自転車が減るわけです」
と、福岡市中央区自転車対策推進課
・松村信夫課長。


秘策は一部を『無料化』!



もともと有料だった福岡駅では、放置自転車の半数以上が買い物客。

“わずかな時間止めるのにお金を払いたくない”

そんな利用者のニーズに応え、3時間以内を無料にしたところ、
駐輪場の利用は2倍に増加した。


さらに!
放置される自転車は、徹底的に撤去!

その数、福岡駅周辺だけで年間1万台以上。
これで4000台以上あった放置自転車は、
4分の1以下に激減した。


「強制的に、
駐輪場を使うことをわかっていただく
対策を取らざるを得ない」
と、福岡市・松村課長。

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