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2008年1月15日 (火)

麻生太郎総理の可能性と政界再編成

 昨夜のテレ朝「TVタックル」の最後で

 「今年2008年の年末に首相をやっているのは誰か?」

 という質問がありました。

 「(総選挙をやっても現在の”与党が2/3確保”は難しいから自公は解散はしないので)

 福田康夫」

 という答えが1番多く(3人)

 白鴎大学教授で「予想が当たらないので有名な政治評論家:福岡政行」氏が

 「福田or前原or平沼or麻生」

 と予想していました。

 「ガラガラポン(政界再編成)は総選挙の結果で起きる!」

 そうです。

 では

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 「小沢(民主党代表)」

 と答えたのが1人もいなかったのには驚きましたが

 自公政権が負けると分かっている総選挙(衆院選挙)を出来るだけ引き伸ばしたいのは当然で

 来年にずれ込む場合もあるでしょう。

 民主党圧勝でも

 前原前代表が衆参50名近くの議員を引き連れて自民の分派と合流すれば

 彼が総理となる可能性も出てきます。

 平沼赳夫さんとの声もありますが

 無所属であることと高齢(68歳)と健康上の理由から

 私は「可能性は薄い」と思います。

 ただ

 当選9回と政界の重鎮でありますし

 平沼騏一郎内閣:(独ソ不可侵条約締結を受けて)「欧州情勢は複雑怪奇・・・」の一語を残し総辞職

 に続く「親子2代の宰相」となりますから・期待する方も居られましょう。

 

 何よりも保守の立場としましては

 麻生太郎元幹事長・外相の名が出てきたのは嬉しいことです。

 小泉政権・安倍政権誕生の要因の最大のものが

 「選挙で勝てる総裁」

 だったわけですから・その可能性は充分にあります。

 麻生派(為公会)は衆院15名・参院3名・合計18名の小所帯ではありますが

 「福田康夫さんは友だちが居なくて

 いつも1人で昼ごはんを食べていました」

 と田中真紀子さんに皮肉られた福田現首相が自民党9派閥のうち8派閥までの支持を取り付けてしまうのですから、時代の波・流れの動き次第で麻生政権誕生の可能性も皆無ではありません。

 実を申しますと

 昨年の11月に私の住んでいます東京都西多摩のある市で市長選挙があり

 麻生氏が応援演説に来られました。

 夕方6時を過ぎておりましたし・特に宣伝したわけでもないのに

 近くの神社に200人以上の聴衆が集まり盛況でした。

 それを聞いた限りでは

 「人を引き付ける魅力があり・演説がうまい!」

 と思いました。

 現在アメリカで大統領選の予備選挙で急浮上してきた

 米民主党のオバマ候補も演説がうまいと評判です。

 彼に匹敵するかどうかは質が違うでしょうし

 即断はできませんが

 「選挙で勝てる(自民党)総裁」

 が最近の趨勢ですから首相候補に麻生氏の名が出てきたことは頼もしい限りです。

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 福田首相も

 世論調査で支持率30%を切れば

 彼自身は総理の座に執着する方ではありませんので

 退陣することも考えられます。

 福田総裁が誕生したときも

 「安倍政権支持率が30%を割り・これでは総選挙が戦えなくなり

 考え方が正反対の福田氏に党内多数が雪崩を打った!」

 というのが状況だったからです。

 ですから

 「ポスト福田は麻生太郎」

 というのもあながち夢ではありません。

 私が考えるところ

 「総選挙で勝てる(自民党の)顔は麻生氏以外ない!」

 と思うからです。

 しかし

 「人権擁護法案」や「外国人参政権法案」などの悪法が

 ドサクサ紛れに成立してしまう可能性もありますから

 気をつけなければなりませんが・・・

 

 いずれにしろ

 現在の日本の政治状況で私が1番憂慮しているのは

 ① 政党・政治家が明確な政策(政権)公約 Manifesto を選挙民に提示し

 ② 選挙民がその可否を判断して投票し

 ③ 多数を獲得した政党・政治家がそれを実行する

 という民主主義の原則が日本では確立していないことです。

 相変わらずの談合政治や

 公約に無いことや国民が反対していることまで

 いつの間にか国会で成立してしまうことの理不尽さをこそ解消すべきです!

 

 なお今日の産経新聞を見ますと

 「民主党小沢代表が

 衆院本会議の新テロ特措法採決前に退席したのは

 深い考えがあってのこと。

 ”(賛成か?反対か?の)意思表示をあえてしなかった”のを選んだのだ!」

 という趣旨の記事が載っています。

 要するに

 「大連立に含みを残した・・・」

 ということらしい・・・

 

 ことの成否は確認できませんが

 「国民の知らないところで

 国政の暗闘や妥協が画策されている

 ことに怒りを覚えます!

 だから

 上記の3つが民主主義の原理というのです。

 そのためにこそ私は「首相公選」を提案しているのです。

 ただし

 最低1年間の選挙期間を設ける

 が条件です。

 結果はどうあれ

 国民自らが一国の指導者とその所属する政党を選び

 国民自らがその政策に共鳴したなら

 失敗したとしても諦めがつくと思うからです。

 少なくとも

 密室の談合 などで決められたら納得は到底出来ませんから!

 誰でも

 自分がどの職業に向いているか?厳密には分かりません。

 しかし「自分が選んだ職業だから・・・」と納得しているはずです。

 これと同じです。

 

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