◇調査対象、全国の13~69歳の男女7429人
近畿は3割以上が買い物袋持参でショッピング。市場調査・コンサルティング会社のJDS(東京都新宿区、山口彰久社長)が「買い物カゴや袋の持参情況」を地域別に調べた結果、近畿が最も高い32.7%だった。
次いで高かったのが北陸・東海の27.9%、反対に最も低かったのは九州・沖縄の14.9%で、近畿の半分にも満たなかった。JDSは近畿の高い割合を「エコロジーに加えて、さまざまな特典などに敏感な節約感覚の反映ではないか」と分析する。
7月の北海道洞爺湖サミットの主要テーマとして環境問題がクローズアップされているが、自宅での身近なエコロジーの取り組みについても調査を行ったところ、多かった回答は「中身詰め替え用の商品を積極的に利用」の56.4%、「冷暖房の設定温度を控えめにしている」の55.8%、「風呂の残り湯を洗濯、清掃などで再利用」の48.5%だった。
出典・JNNデータバンク全国調査2006年
問い合わせ先・JDS http://www.jds.ne.jp
毎日新聞 2008年1月11日 東京朝刊