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突き落としは「作り話」 同乗女性供述 横浜・男性転落

2008年01月10日18時53分

 横浜市金沢区の自動車専用道路のインターの出口付近で9日、約8メートル下の一般道に転落し重体となった同区の男性(21)について、男性の車に同乗していた女性(21)が「男に突き落とされた」とする当初の証言は作り話だったことを認め、「男性は誤って自ら落ちた」と話していることが10日、県警捜査1課の調べで分かった。

 調べでは、9日朝、横浜横須賀道路金沢支線堀口能見台インターの出口付近で男性と女性が乗った乗用車が横転。その後、男性が道路わきから転落した。女性は9日の事情聴取で「黒っぽい車に乗った25歳ぐらいの男と交通上のトラブルで口論となり、男が男性を突き落として逃げた」と説明していた。

 狂言を認めた女性は男性の転落について「道路わきのコンクリート壁に腰掛け、ポケットに手を伸ばしたはずみで後ろに落ちた」と話しているという。

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