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テレビゲームの楽しみを盛り上げる上で欠かせない要素といえば、音楽。そのゲームの世界観を決定付けるものといっても過言ではないほど重要なものだ。そこでオリコンでは、「最も印象に残っているゲームのタイアップ曲は？」というアンケートを実施した。その結果、『ファイナルファンタジーⅩ-2』主題歌である、倖田來未の【real Emotion】が1位を獲得。年代別で見ても、10代から40代まで幅広い世代から人気を集めていることがわかった。
1位の理由としては、「耳に残るメロディだったし、ゲームのキャラクターが歌っているように見せる演出だったので印象に残っている」（大分県／20代／男性）、「ライブみたいな感じですごかった」（長崎県／30代／男性）など、その印象の強い音楽と、ゲーム中に流れるムービーとの融合という演出が多くの支持を集めたようだ。
2位は、『KINGDOM HEARTS』の主題歌、宇多田ヒカルの【光】。「ゲームの内容と歌詞が合っていて、聴くたびにゲームのストーリーを思い出すことが出来るから」（茨城県／20代／女性）などのコメントが寄せられた。そのほか、3位の『FINAL FANTASYⅧ』主題歌、フェイ・ウォンの【Eyes On Me】は、「すごくきれいな曲だから。曲を聴いただけでゲームシーンが浮かびます」（神奈川県／40代／女性）、4位の『テイルズ オブ ジ アビス』のオープニングテーマ、BUMP OF CHICKENの【カルマ】は「ゲームの内容をイメージした歌詞がとても良かったです」（富山県／10代／男性）など、曲単独の良さはもちろんのこと、それぞれの音楽がゲームの雰囲気に合っているということも、大事な要素のひとつと言えるだろう。
なお、総合ランキングのトップ10のうち5曲が、『ファイナルファンタジー』のタイアップ曲で占められ、シリーズの人気振りが伺えた。
（2007年10月26日～10月30日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1000人にインターネット調査したもの）
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