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大阪・中之島でビーチバレーの国際大会 今年5月に開催

2008年01月08日

 大阪のビジネス街・中之島に、海辺の興奮がやってくる――。ビーチバレーのワールドツアー日本大会が、5月21〜25日に大阪市北区の中之島公園上流部で開催されることが8日、発表された。大会関係者は「水都・大阪を世界にアピールする絶好の機会」と意気込んでいる。

写真ビーチバレーワールドツアー日本大会開催の記者会見に出席した佐伯美香選手(左)と浅尾美和選手=8日午後3時すぎ、大阪・中之島の中央公会堂で
地図  

 仮設ビーチに敷きつめる砂は、淀川の浚渫(しゅんせつ)工事で出た土砂をふるいにかけ、国際大会の基準に適合する品質を確保する。すでに見本の砂は、カナダの研究所での審査をクリアしたという。主催者によると、コート5面を設営するため、2トントラックで約300回の運搬を繰り返して砂を運ぶことになる。メーンスタンドには3千人の観客席が設けられる予定だ。

 この大会は、国内で今年開催される唯一の国際バレーボール連盟主催大会。8月の北京五輪の予選も兼ねている。主催者によると、日本の市街地でビーチバレーの国際大会公式戦が実施されるのは初めてという。

 記者会見に出席したシドニー五輪4位の佐伯美香選手(36)は「背広姿の人が通う場所でビーチバレーをするのは楽しみ」。浅尾美和選手(21)は「北京への出場の可能性が広がるよう、大阪で頑張りたい。こんな都会でプレーできるのはうれしい」と話した。

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