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米国東部地域で韓国人売春業者ら40人余り摘発

 昨年7月に米国ロサンゼルスで韓国人による売春が大きな社会問題になったのに続き、今度はニューヨークを始めとする東部地域で韓国人が売春で摘発された。

 米国政府は韓国とビザ免除協定を締結する場合に韓国人の売春女性が大量に入国し、違法行為を犯すことを懸念してきたため、今回の事件はビザ免除協定の障害となりそうだ。

 米国移民税関執行局(ICE)と連邦捜査局(FBI)は16日、今月15日にニューヨーク、ワシントンD.C.、フィラデルフィア、メリーランド、コネチカットなどの東部地域で韓国人売春業者20余りを対象に大規模な取り締まりを実施し、経営者や仲介者約40人を逮捕したことを発表した。

 また売春行為に関与した韓国人や朝鮮族の女性約70人を対象に米国入国や雇用の経緯などについて調査を行っている。

 米国司法当局による今回の取り締まりは東部地域では過去最大の規模で、ニューヨークのクイーンズ地域などの韓国人密集地域で韓国人が運営するマッサージ業者やサウナ施設、食堂が対象となった。

 ICEのジュリー・マイヤーズ副局長は「雇用主は米国入国を望む若い女性に偽造書類を提供して密入国させた後、その代価として数万ドルを要求し、事実上売春行為を強要してきた」と話した。

ニューヨーク=金起勲(キム・ギフン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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