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「パナソニック」に社名変更

これは、松下電器産業が10日にも正式に発表を予定しているものです。松下電器産業は、「経営の神様」と呼ばれた故・松下幸之助氏が大正7年に創業して以来、90年にわたって社名に「松下」の名前を使ってきました。また、商品のブランド名については、テレビなどのデジタル家電や海外向けでは「パナソニック」を、国内向けの冷蔵庫や洗濯機などのいわゆる白物家電は「ナショナル」と使い分けてきました。しかし、企業イメージやブランド力を国際的に高めるには、社名やブランド名を統一する必要があると判断し、会社名を「パナソニック」に変更したうえで、ブランド名も「パナソニック」に統一する方針を固めたものです。松下電器では、ことし10月にも社名を変更したい考えで、これによって「松下」の名前が社名から姿を消すほか、昭和2年に発売されたランプに名付けられて以来、広く親しまれてきた「ナショナル」というブランド名も姿を消すことになります。国内だけでなく、成長著しいアジアなどを舞台に電機メーカーの競争が激しさを増すなかで、松下電器は社名の変更によって、海外での存在感をさらに高め、国際競争に打って出たい考えです。
もどる1月10日 12時26分
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