物は言いよう

週刊金曜日 マガジン9条

2007-10-05

[](再掲)2007年10月3日 第547回

オープニングはいろいろとばっさりカットさせていただきまして、今、話題の沢尻さんのお話を。

オープニングより本編の方がネタが多かったもんで。

と、その前に、『おしりかじり虫』は夫婦で作ったという話から、夫婦の営み中に出来た説を唱える太田さん(笑)かなりの妄想を展開してました。「よく子どもたちに歌わせるよね。」だって。

で、沢尻さんの話。

太田:俺さ、最初に会ったのが小泉さんの「桜の会」に呼ばれたときに…「小泉総理と桜をみる会」っつーのに、なんだか知らないけど呼ばれたからノコノコ行ったら…そのときなんだよな。あいさつされて。向こうからわざわざ…

田中:ちょっと遅れて来たんだよ。沢尻 エリカ。

太田:遅れて来たのか、アレ。

田中:最初いなかったもんね。

太田:しらねぇーよ。…向こうからわざわざだーっと走って来て、直角にお辞儀して「ホリプロ出身…!」

田中:ホリプロ出身じゃないですよ。

太田:「よろしくお願いします!」とか言って。何で永作博美が急に俺たちにあいさつしてんだって思ったんだからね(笑)そのとき沢尻 エリカは知らなかったから。

田中:永作博美に見えたの?

太田:そっくりだよ。……あのころデビューバリバリのアイドルアイドルのころだから…あのキャラは出来てなかったんだよね。

田中:あのキャラじゃないけど、ガムかんでるころではあるよな?あの直後ぐらいじゃない?

太田:ガム噛んでるころって…(笑)

田中:あの変な、ガム噛んで…

太田:終戦直後ってこと?

田中:インタビューにガム噛んで答えて問題になったじゃない?

太田:ぜんぜん無名だったよ。

田中:今ほどじゃないけど、でも一応、呼ばれてるぐらいだから。パッチギとか。

太田:……「ずいぶん礼儀正しい人だねぇ」なんて思ってたら、ああなっちゃったから、今考えたらあの体験は貴重だよね。

田中:あはははっ(笑)

太田:二度とあんなことないよ?今俺らに会ったって、絶対あんなふうにはしねぇだろうから…「知りませーん太郎」なんて言われちゃうんだから。

田中:「せん太郎」とは言われねーだろ(笑)

太田:「知りま・せん太郎」なんて言われちゃうんだから。

田中:絶対言わない(笑)

太田:でも、あやまったらしいね。「諸悪の根源は私です。」ってこのセリフがまた泣かすね。「諸悪の根源」って、全部の悪を引き受けて…デーモン小暮みたいな。

田中:環境破壊とかいろんなね。政治と金の闇の部分だなんだ…

「桜を見る会」は2006年の5月だから、彼女のあのキャラはすでに出来上がってたんじゃないですか?少なくとも「デビューバリバリ」ではないですよね。太田さんの中で「無名」だったってことでしょ。ながさわまさみにばっかりかまけてるからそうなるんだ!(笑)

あの態度は、映画の宣伝になると思ったんじゃないんですかね、彼女は。で、呼んでねーのに勝手にゴッドねーちゃんが参戦してきたりして、見事に宣伝にはなりましたけど、彼女が思っていた以上に騒ぎが大きくなっちゃったって感じなんじゃないかなと。

別に態度が悪かろうがそんなに騒ぐことないじゃないかとわたしは思いますが。

アエラで「安室 奈美恵にあこがれて事務所に入った」っていう紹介文を読んで、「ふーん(藁)」って思ってから、なんだかやさしい目で見れちゃうんですよね、彼女のことは。「あんなに突っ張っててもあこがれはアムロちゃんだったか」って感じで(笑)きっと必死で「女王様キャラ」を演じてるんじゃないんですか。

で、「沢尻 会」はないらしいですけど、「太田会」はあるらしいですよ(笑)構成作家のYAS5000氏が抜けたから、元キリングセンスのハギさんだけがメンバー。ちなみに、秋葉氏は社長派閥(笑)社長派閥と対をなす会なんですね〜。

再来週のスペシャルウィークのお知らせ

「食欲の秋到来、聴けばよだれが止まらないうまそうな話スペシャル」

スペシャルウィークはこの先ずっとこの路線で行くのだろうか…(笑)

太田さんの思い出。

田中:やたらうまいよね、子どものときにプールの後に食べたおでんとかね。カップラーメンなんかもそうだしね。

太田:おでんと言えば昔の…子どものころに、おでん屋さんが屋台で夕方ぐらいになると来るんですよ。毎日。夏休みぐらいになると、俺とタケシっていう俺の友達と二人でそのおでん屋さんが来ると、後ろを押すんですよ。おでん屋の屋台をね。坂道とか多いから押してあげるわけ。ずーっとそのお手伝いを1日中やるんだよね。

田中:あはははっ…(笑)1日中やるんだ(笑)

太田:夜まで。…夕方の帰る時に一個ずつおでんをくれるんだよ。そのおでんがうまいんだよな〜。1番下に沈んでる玉子。

田中:あぁ〜最高ですね。

太田:まっ茶色で「ピータン?これ?」

田中:そこまでじゃねーだろ(笑)うまいよね。

太田:地獄谷の玉子みたいな。

田中:箱根の(笑)

太田:真っ黒の。あれはうまいね〜。今、ああいう玉子ないよね。コンビニのおでんでもあそこまで……煮玉子みたいにおでんの中でもなっちゃってる。…あれは〜もう食えねぇだろうな。…コンビニのおでんなんてそこまで煮込んでないから、やっぱりどうしても…。2,3日置いてあんだと思うよ。

田中:俺はとにかく、はんぺんにするかちくわぶにするか…

太田:ちくわぶ…!ちくわぶもまっ茶色なんだよ。

田中:あぁ、いいね!ちくわぶも茶色っぽい方がいいんだよね。屋台のおでんはうまいんだよね!なんだろうね。すっげー夏なんだよね。やっぱり。本当はおでんって、冬だけど、夏のプールの後なんだよね。やたら鮮明に覚えてる。

おでんっていうと関東の人は「ちくわぶ!ちくわぶ!」って騒ぎますけど、福島出身のわたしとしては、ちくわぶっていうものになじみがないんですよ。東京に出てきてからそうやって関東人が騒ぐからはじめて食べてみたぐらいな感じで(笑)

おでんって結構地域差がありますよね。コンビニでも味付けが違うとか具が違うとか聞きます。最近は静岡のおでんが有名になりましたかね。黒いつゆの。

太田:昔、おふくろが買い物から帰ってくると、やきとりかなんか買ってきて、あれもうまかったね。

田中:子どものころの、学校が終わって夜ご飯の間の夕方ぐらいにちょっと食う揚げとかね、そういうもののうまさはもう、相当ですよ。

太田:から揚げね〜。

田中:鶏肉屋があってね、商店街の。そこで揚げてるわけ。

太田:揚げたてをね〜。

田中:うまいんだ…!

太田:それでいうとね、俺は高校の時の学食のね、から揚げ。から揚げというかフライなんだけどね。チューリップみたいになってて…そこに衣がついてて揚げてあんだよ。カツみたいに。鶏なんだけど。やたらうまかったんだよね〜!それを油紙みたいのの上にポンとのっけて、ソースかけて食うんだけど、めちゃくちゃうまかった!それを何にでもトッピングすんの。カレーにから揚げとか。カツカレーっぽい…。それはしょうゆかけて食ってね…めちゃくちゃうまかったけど、あの学食もねーのかなー!

田中:どうですかね(笑)

太田:高校唯一楽しみだったのがそれだもん。

田中:たぬきうどんだっけ?よく食ったの。

太田:たぬきうどんにもそのから揚げのっけちゃうんだ。うまいんだ、これが。めちゃくちゃ。

田中:学食なかったからな〜俺、高校。

太田:学食あったよっ!

田中:あぁ〜そう(笑)売店のパンとかだったしな。

太田:売店のパンはね…なかった。自動販売機はあった。

田中:しゃれてるね、私立は。

太田:私立だからね、僕ぅ。

田中:都立だからさぁ〜売店も…木造の掘っ立て小屋みたいな…

太田:僕、私立。

田中:僕、都立。

太田:お前「俺、都立」って言え。

田中:俺、都立。

太田:僕、私立。

田中:ふふふ…(笑)イメージか。都立は「俺」なんだ。

わたしも公立高校だったから、学食はなかったなぁ。自動販売機はあったけど。

田中:あと、テレビとか漫画とか小説で読んだうまそうなものね、あるじゃないですか?…ギャートルズの肉とか。

太田:マンモスの肉?

田中:ああいうのとか、ハクション大魔王のハンバーグとか「『世界の車窓から』で見た中国の寝台列車の駅弁」ははははっ…(笑)

太田:ハクション大魔王のハンバーグね!あれはうまそうだった。たしかに。

田中:あとは小池さんの食ってるラーメンだろ〜。

太田:あぁ〜!あれはうまそうだな〜。

田中:どうやったってアレうまいよね。…ドカベンの弁当。

太田:ドカベンの弁当…あと、サンマ。岩鬼が大好きなんだよ。「まずいまずい!」って言いながら食うんだよ。

田中:全部食うんだよ。骨まで食っちゃうんだから。

太田:畳屋の親父が…サチコと焼いてるんだけど、岩鬼が全部食っちゃうんだよな。アレはうまいよ。

田中:…ちょっと変わったところでは『スター・ウォーズ』に出てくる、ルーク・スカイウォーカーがまだおじさんおばさんと一緒に生活してるときに飲む、青い液体。アレがね〜すっげーうまそうなんだよ(笑)

太田:…それでいったらね、子どものころに…ウチのおふくろが演劇が好きだったから、いろんな芝居を母親に連れられて行ったんだけど『美女と野獣』を観にいったのがあんだよ。その野獣がね、食事すんだよね。舞台の上で。それが羽ごと鳥をムシャムシャ食うんだけど…うまそう…

田中:えぇぇぇっ?(笑)

太田:これはうまそう!うまそうなんだよ!

田中:羽ごと!?

太田:羽をむしりながら。

田中:…それは俺、ダメだなぁ。(←鳥好きだから?(笑))

太田:…ど根性ガエルの梅さんの寿司とかね。

新刊本プレゼントのお知らせ

日と米―日本史原論

日と米―日本史原論

田中さんが「太田さん、これはどんな本でしょうか?」と太田さんに話を振るんですが、太田さんはCM中に何か食べていた様子で、ちょっとモゴモゴ状態(笑)

太田:……去年出したのが『戦争論』…去年は『憲法九条』の本を出したりなんかして「総理」もやったりして、ちょっと俺ね、精神的にきつかったんですよ。この連載も。で、「もうちょっと軽めのやろうか。」っつって。でも『戦争論』やってるときに「やっぱり、日本とアメリカの関係抜きには戦争って語れねぇなぁ」と思って。そもそも、日米というのはどういう最初の出会いがあって、今に至るのかっていうのをやりましょうかってことでやったのが、この日米関係編。

太田:これはね、テリー(伊藤)さんはもう、すでに読んでくれたらしい。渡すって言ってたんですけど、自分で買って読んでくれたと。「非常におもしろかった」と言ってくれました。…瑛太クンには送ります。

田中:えっ?何?(笑)

太田:…役者の瑛太クンはね、いつも僕の本をね…イケメン同士ということで…

田中:イケメン同士じゃねぇだろ。瑛太君はイケメンだけど。

太田:八代君じゃないですよ。

田中:八代英太君じゃない(笑)

太田:あの人には送りませんけどね。瑛太クンは僕の本読んでくれてる…あと、いのっちね。この間結婚が決まった。…この辺にはね、わたし直接送ります。もしこれを聴いてたら、買わないでください。

↓太田さんが以前「瑛太クン」との出会いについて語ったエントリです。「うわぁ〜いゃ〜瑛太く〜ん!あはぁぁぁ〜」って抱きついたとき(笑)この言い方がサイコーだったなぁ。

http://d.hatena.ne.jp/peace823honey/20061011/1160560398

太田さん、桜井和寿クンにもあげたのかなぁ(笑)

「日と米」を買いにいったんですけど、隣に4冊も爆笑問題の本が平積みで並んでいるではないですか!

「爆笑問題のニッポンの教養」の隔週放送10回分を新書化し、1冊ずつにまとめた模様。残り6回分は「続刊予定」だそうです。「月末発売」とのこと。おそらくこの先の毎週放送分も本になるんではないかと。

↓講談社のサイトに特設サイトまでありました。

http://shop.kodansha.jp/bc/books/bakumon/

わたしはどれか1冊買って帰ろうかと思ったんですが、選べずに結局4冊全部買ってしまいました…。財布が軽いよ、爆笑さん(笑)


で、この流れで、役者がいっぱいだった秋祭の話へ。

太田:フジテレビの地下で車を降りたら「あぁ〜!おひさしぶりです〜。」なんて声をかけられて、パッと見たら、堤真一君。ねぇ!かつて僕らは親友同士のアレで…

田中:共演したってことでしょ?

太田:『バカヤロー3』というのでね。

田中:2だな。

太田:2か。堤真一主演。2番手が俺。お互い新人だったころに「俺たちはこれからやっていこうぜ!」みたいなことを話し合った仲なんですよ。堤真一と僕っていうのは。「お前はお笑い、俺は…」

田中:そんな親友だったの?(笑)

太田:そうそう。「お前は役者の道…お互いの道でそれぞれやってこうぜ。」って言ってた仲なんですよ。それが久々に会って「あぁ〜久しぶり〜!」なんつって。それでほら、堤真一君なんていうのは、フジテレビの地下なんて滅多に来ないから。…女連れてんだけど…

田中:マネージャーさんだろ?…誤解を招くだろうが。

太田:へへへへッ(笑)…入り方わかんないんだね。

田中:地下は難しいですよね。

太田:「あぁ〜ちょっと待って。今、ウチのマネージャーが来るから、アレを見せれば入れるから。」って。で、待ってたらたまたま向こうから出てくる人がいて「ほらね。」

田中:「ほらね。」じゃねーよ(笑)なんでもねーじゃねぇかよ(笑)

太田:「それにしても久しぶりだねー!」なんて話してて「なんだ、相変わらずカッコいいんだな〜。」「またまた〜!何でもいい加減だ〜。いい加減だよ〜!だいたい。」

田中:その会話ずっとしてたよね…(笑)本番中もしてたよ(笑)

太田:…帰りもたまたま一緒になって。帰りは「役者やってよ。」なんて言うから「いやいや、それはムリっすよ。俺は。」って言って「そっちこそバラエティを…」「しゃべれないよ〜。しゃべれない!でも、アレはおもしろいね〜政治の…」「あっ、『総理』ですか?」「あ、そうそうそうですよ!あれおもしろいよ〜!いっつも観て…」「観てくれてんの?」「もう、もちろん!観てくれてる!いっつも観て『そうだそうだ!』って言ってるよ〜!」「じゃあ今度出てよ〜!」「しゃべれないもん!勘弁してよ〜!」

田中:あはははっ(笑)あの人はね…

太田:気さくでね〜。


太田:あといいのは坂口征二ね。

田中:征二は親父だろ。憲二な。いい子だよね〜。

太田:前回もそうだけどね、俺が余計なボケすんのね、全部ね、喜んでね、協力してね、やってくれるんだよ。

田中:太田さんがね、坂口君のドラマにちゃっかり…行って、坂口君はこっちくるわけですよ。俺の隣で。(小声で)「『相方はどこいった?』って僕探しますんで、突っ込んでください。」とかって(笑)

太田:ホントにいいヤツだよね!アイツ。滅多にいないよ〜ああいうやつは。

田中:福山君とかね。

太田:福山君もいい人だしね。最後の…テーブルクロスしきを…

田中:何の「しき」だよ(笑)

太田:…坂口憲二君がやって。で、俺とか隣で「ピンと張れ!もっと張れ!」って言ってて。「そのまま引けよ!」って言ってたら、坂口が1回たるませて引いちゃったもんだから、失敗しちゃった。「あぁぁぁ〜!」ってなって。エンディングで裏来て…「坂口君、ダメだよ〜!そのまま引かなきゃ。ピンッと張って!ねぇ!?」

田中:うるせぇな…(笑)めんどくせぇヤツだよ…(笑)

太田:「1回ね、たるませたんだよ!」「すいませ〜ん!すいませ〜ん!」

田中:あやまることねぇよ。

太田:「自分わかってる?1回たるませたからね?」

田中:もう、いいじゃねぇか!終わってんし。

太田:「たるませてましたか!?やる前に教えてくださいよ!」「俺、横で言ってたよ!」「すいません!今度はがんばります〜。」

田中:いい人だよな。

太田:俺、やったことないんだよ。

田中:あはははははっ!(笑)

太田:ホントにいいヤツだね。

田中:堤君なんて昨日、始まる直前に「やべぇ。」とかいって俺に「う…こしたくなっちゃった。」(笑)「えぇ〜!まだ間に合うでしょ!?」「いや、これ固そうだから大丈夫。」あははははっ…(笑)途中で「行かなくて大丈夫ですか?」って言ったら「波が去ったね。」って(笑)

いいヤツだな、坂口。…って何様だ(笑)彼、昔は普通にバラエティに出てましたからね。その辺は心得てるのかも。

それにしても今回の秋祭はいい役者陣にめぐまれて、太田さんのへそも曲がらなかったようです。

新番組のご紹介

昭和40年代に『談志・円鏡歌謡合戦』という伝説のラジオ番組があった。談志は円鏡を先生と呼び、ナンセンスな質問をぶつけていく。それに対し、瞬時に切り返していく円鏡。

先日、談志は太田光を相手にナンセンスな質問をぶつけた。

それをとっさに切り返す太田光。

そこには『談志・円鏡歌謡大全』とはちがった、昭和の天才立川談志と平成の天才太田光との新たな境地が存在した。

この番組は、立川談志と太田光の舌戦を30分間に凝縮させたラジオ番組である。

http://www.tbs.co.jp/radio/format/futari.html

フリートーク30分番組だと思ってたんですが、違うんですね〜。

太田:……台本もなにもない!どっちに転ぶかわからない!おもしろくなるかつまらなくなるか、ぜんぜんわからないという。それをひたすら30分。

田中:それすごいんだけど!太田さん、これ大丈夫!?(笑)

太田:…師匠はずーっとそのテープを持っていて、いつかこれをもう一回やりたいと…僕に会うたんびに「昨日も聴いてて…やっぱりいいんだよな。イリュージョンが。どっかでやりてぇんだよな。」って言っていたと。…師匠が…飲み会で「ちょっと相手してみろ、今。」っていきなり振られですね。…「先生、なんだって?アメリカがなんかさかさまにひっくり返って、象がふんずけたらしいですね?」とか言うわけですよ。それに対して、俺も必死でそのときは必死で答えた。このやりとりを延々とやりました。師匠もノッてきちゃって。どんどんどんどん。俺も必死にくっついていったから「いけんじゃん!」ってことになって「やろうこれ。」と。

田中:俺も昔ね、師匠がテープを貸してくれて、聴いたことありますけど、すごいんですよね!

太田:まったくホントによどみなく。

田中:…ナンセンスギャグだなんだ、すごい応酬がある…

太田:…1回録ったんですけど、クタクタになりましたね。…相当おもしろかったと思います。

とにかく絶対に聴き逃したくないんですが、土曜日の23:30って、忘れそうでイヤだなぁ…。教養もあやうく忘れるところだったし、「雑学王」は15分見逃す始末…。(「雑学王」爆笑問題も解答者やればいいのに!)

次新番組やるときは、平日の23:00あたりはとりあえずご勘弁!(笑)他番組とかぶりまくり…。

「笑う超人」のお知らせ

太田:ネタをどうしようかなと思いながら、師匠がやってくれるかもわかんなかったんで。…いろいろ考えるわけですよ。「最近やってないだろうし、師匠は好きなネタじゃないかもしれないし。」って。で、そのネタの話になる前にいきなりですね…僕らは待ってるわけですよ。そしたら師匠が来て…機嫌が悪そうな感じ来て「お前にちょっと聞きたい事があるんだよ。」いきなり話はじめますからね。

田中:まぁまぁ、いつものことですよね。

太田:入ってくるなり。…「お前にちょっと聞きたいことがあんだ。芸術っつーのはどこからはじまったんだ?」

田中:あははははっ!(笑)

太田:はぁ!?ってこっちはね(笑)「つまり人間の…情念みたいなもの…フロイトでいう『エス』というね、このものと芸術っていうのは、いったいどっちが先に始まったと思う?」って言うわけですよ。「さぁ〜わかりませんね。」って言って話していくわけですよ。…あっ、師匠がハマってる問題なんだなという。…その前にスタッフで会議したときに、「黄金餅」「らくだ」をやってもらって、特典映像で対談を…って言われてたんですね。で、その後師匠と話したときに、ちょうどそういう話になったもんだから「じゃあ師匠、そのまんまやらしてもらえませんか?」この話をね。そこで僕はアイディアが固まったんですよ。つまり、談志師匠が今一番テーマとしている部分と、「黄金餅」「らくだ」というね…これがね、俺の中ではカッチリシンクロするんです。談志師匠が悩んでる、疑問に思ってる答えは、全部2つのネタの中にあるって僕は思ったんですよ。師匠はこの対談を…特典映像じゃなくて、本編にいれちゃおうと。本編で対談をして…そっからネタに入る。そうすっとね、それは…今の古典落語っていうのは、若い人はわかんないと思うんですよ。だけどいかに、現代にタイムリーであるかということが、おそらくこれでわかるはずだということで、対談を撮り、ネタを2つ撮りました。

この人もかなりのムチャ振りする人ですねー!西の西川きよしに東の立川談志ってところか?(笑)

編集・音楽・途中に挿入する映像、すべて太田さんが手がけているとのことで「自信作です!」と太鼓判を。太田さんによる解説文までついてるようで、それを読んでから本編を観て欲しいんだそうです。


太田さん、最後にひとボケ

A:お前、今日タバコ何本目だよ!?

B:えっ、なに?吸ったやつ?それとも口から出したやつ?

そういえばゲストも来てましたけど、わたくしの趣味上、全カットで(笑)ゲストのファンのみなさま、ごめんなさい。

でもその中でおもしろい話をしてたのでひとつ。

太田:俺らの最初の単独ライブの時に、俺は落語をやるっつって。で、「お前何やる?」って言ったら「ピアノ弾く」はぁぁぁ〜っ?お笑いライブ!「Let it be」を…

田中:まったく弾けない状況で…ゼロですよ?そこから弾けたらすげぇなって。

結局、ボツったそうです(笑)すげぇや、ウーチャカ。


先週の放送回数、間違ってないとコメントしてしまいましたが、見事に間違ってました…。コメントいただいた方、大変失礼しました。


コメントも再掲

ハマ 『はじめまして!

毎週楽しくカーボーイ聴いてます。

ただ最近ちょっと「うまいこと」のコーナーが長い割につまらなくてゲンナリしています。

もうそろそろ打ち切って、新コーナーで良いのではと思いませんか?

厳しいことを言うようですが、根津っちのようなプロの芸人が他の芸人のラジオにネタを投稿するのはルール違反だと思います。

苦言ばかり失礼しました。』(2007/10/05 03:38)

peace823honey 『

ハマさん、こちらこそはじめまして^^カーボーイリスナー仲間でらっしゃるんですね〜。ご訪問、ありがとうございます。

はがき職人の方も拙ブログを読んでおられる可能性大ですので、ネタに関してはどうにもこうにも言いようがないというかなんというか…もごもご(笑)

でも、確かに根津っちは立派なプロの芸人さんですからね。カーボーイではもう十分活躍されたんじゃないかなとは思います。』(2007/10/05 22:04)

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