サイトカレンダ

« 2008年 01月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ログイン

ログイン

 2008年1月 7日(月) 23:28 JST

【追記あり】間違い

  • 2008年1月 4日(金) 18:49 JST
  • 投稿者:
    Admin
今日の話題 以下の記事は、正確を期すため、できる限りあいまいになっている表現とか、間違いを誘うような表現になっているところ、自分の勘違いなどが明確になったところを、随時修正しています。

困ったなぁ、というのが、実は本当のところだ。



オーマイニュースに載ったこの記事のコメント欄。

正直なところ、

実は、記事を書く身にとって「間違い」はつきものだ。

特に多くの記事を書く身にとっては、調査不足もやはりなるべくなくしたいとは思うものの、ないではない。数多く書けば、その数に比例して間違いの数も増える。

今回はその記事に間違いがあった。

早速、富田さんという方から編集部にメールが来たらしく、そのメールへの返事をそのまま私のところに編集部からCc:で転送してきた。つまり、その富田さんという方のお名前、その方とおぼしきメールアドレスなどが私にも丸見えになった。また、Cc:には、シーリス社とおぼしきメールアドレスもあったが、そのメールアドレスは富田さんのお名前ではなく、ドメインもソフトウエアの開発元であるシーリス社のものだ。富田氏から来たメールの中には、「自分はシーリスとは関係ない」とは書いてあるので、当然ご本人のものではない可能性が高いが、こればかりはここに来た情報だけでは疑えばきりがなく、なんとも判定しがたい。なお、富田氏のアドレスはyahooのフリーメールのアドレスとして来ている。

しかし、このメール自身も曲者だった。

この私へのCc:は、どうやら編集部でつけたものではなく、元の「富田」氏から来たメールにあり、かつ、富田氏からのメールが編集部に送信された時点では、それが編集部には届いても、私のところには届かないようになっていた、というトリッキーなものだったらしい。編集部の「情報漏えい」を誘う、姑息なことを「富田」という人はやったらしい。そして、それは明らかに悪意の元にされた可能性が高い。もっとも、ただの事故であった、という可能性も否定はできない。

あるいは、この「富田氏」への返信を、富田氏自身がヘッダを改ざんし、あたかもオーマイニュース編集部から送信されたメールのように仮装し、あたかもオーマイニュース編集部が間違いを犯したかのような印象を与えるものだったかも知れない。

---

●さっきまで、平野次長と私の話がかみあわなかったが、原因はここだった。
今回問題になったメールのやりとりは以下の2通だ。

1. 富田氏 → 編集部
2. 編集部 → 富田氏

このメールのやりとりがあり、そのいずれにも私のメールアドレス:それも、Webでみつけてきたらしいメールアドレスが、Cc:にある(らしい)。だから、「2」の返信を出すとき、「全員に返信」をした編集部の方は、「1」のメールも私に届いていると思ったらしい。ただし、送信した時点では、私へのccに使われたメールアドレスは、私のメールアドレスとしては認識していなかった、という。

しかし、「1」は私のところに届いていない。「2」がはじめて私のところに届いたメールなのだ。

そこで、平野次長と話がかみあわなかった。

平野次長は「三田さんのアドレスが、「1」にある以上、三田さんもそのメールを受け取っている当事者だと思っておかしくないが、そのときは三田さんのメールアドレスだとは気がつかなかった」と言う。当然、オーマイニュース社に登録してあるアドレスではない、私の受信専用のアドレスだから、これは当たり前だ。

私は「編集部が親切心で、僕にCcしてくれたのかな?」と思った。でも、それにしては、ここで使われている私のメールアドレスは、編集部に知らせたメールアドレスではないのを不審に思った。しかし、ときは正月休みである。オーマイニュース社の市民記者データベースが使えなかった、ということもあるかも知れない。そうして、私のメールアドレスがわからなかった編集部員が、私の別のWebからこのアドレスを探し出し、それでCc:をつけたのかと、思った。

なお、この騒ぎのあいだ、私は、私に転送されてきたメールを一切外部には漏らしていない。ただし、後述の理由から、富田氏の名前をコメント欄に出したが、それは現在コメントごと消去されている。消去は私がしたものではない。しかし、まずはこの場をお借りして、富田氏のフルネームを、本人の了解を得ずに出したことについては、編集部、及び富田氏ご本人に、お詫びをもうしあげなければならない。ご迷惑をおかけして、すみませんでした。

しかし、某氏のBLOGには、間髪を入れず、そのメールの本文がそのまま載っているという。この某氏と富田氏が同一人物なのか、それとも仲間なのか、ということは私は知らないが。

編集部自身と、編集部とメールをやりとりをした本人である富田氏と、シーリスソフトウエアの方、そして私以外にそういうことができる人はいない。しかし、私はそういうことをしていない以上、誰かがメールを外に漏洩したのだろうと考えるしかない。

---
ところで、(A)上記「1」のメールが私に届かなかったこと、と、(B)「2」のメールの情報漏洩があったこと、は当然区別しておかなければならない。この2つの事項は別のことだ。

今後も、この2つの項目については、まだ見ていないメール転送関連のログなども調査し、調べていくつもりだ。
---

(B)については、明らかに「富田氏」、あるいはその関係者が、悪意をもって、そのメールの内容をバラまくために行ったものだろうと推測することもできる。つまり、「オーマイニュース編集部はこんな情報漏えいをしている」ということを、故意に外部に出させ、編集部の信頼を貶めるための画策であった、とも言えるのではないか。いや、違うかも知れないが、その疑いはぬぐえない。

この編集部からの返信メール「2」を受け取った関係者がどこかにそのメールの内容を漏洩したことはたしかだ。しかし、富田氏が最初からその意図を持っていて、そのメール「1」を送信したかどうか?ということは、ご本人しかわからない。ただ、結果としてそのメールそのものが「漏洩」したことだけは確かであり、その漏洩元は私でも編集部でもないのであれば、あとは富田氏かシーリスソフトの担当者だけが疑われる、ということになる。もし、このあたりの事情をご存知の方がいらしたら、是非お知らせいただきたい。

ただ、(A)については単なる事故、という可能性もないではない。たとえ前記の目的で富田氏がメールを出したにせよ、(A)はあってもなくても関係がない。これによって、単に、私と平野次長のあいだの「認識違い」が起きたに過ぎない。
---

ということで、(A)について、1月7日の13:00前後に、私も新しいyahooのメールアドレスを取得し、実験をしてみることにした。つまり、新しいメールアカウントをyahoo.co.jpで取得したうえ、そのyahooアカウントのメールを自分の今回問題となったCc:のアドレス宛に送ってみた。結果は、なんとビックリ、メールは届かない。gmailの「迷惑メール」フォルダに入っていた。実は、私は毎日、あまりに多くの量の迷惑メールが来るので、毎晩12時前後に自分のPCからのスクリプトで自動でこの迷惑メールのフォルダを全消去している。そのため、迷惑メールとして分類されたものは翌日朝には、全く見られない状態となる。そのため、富田氏から来たメールが見られなかった、というのが真相のようだ。つまり、これは単純トラブルであった。

また、今回問題となった私のドメイン名を持つメールアドレス(最終的にgmailに転送される)と、gmailのアドレスと、いずれも直接送信を試みたところ、どちらも同じ結果になった。

そこで、迷惑メールとして来た当該のyahoo.co.jpアカウントのメールのヘッダを見たところ、なんと2箇所に「ソフトエラー」として、メール送信元の認証エラーが生じている。つまり、もともとyahoo.co.jpのメールはgmailにはまるで届かなかったのだ。問題はyahooメールの問題であった。これなら、富田氏からの「1」のメールが私に届かなくて、「2」のメールのみが私に届いたのは当然だ。

ただし、徹底して疑えば、ということではあるけれども、もし、富田氏が私がgmailを使っている事実を知った上、こういうことをしていたのであれば、それもまた悪質である、とも言えるだろう。もっとも、そういう可能性は非常に低いと私は思うが。

とりあえず、これで(A)の問題は解決した。

---

その「2」のCcのメールを私が受け取った後、当該記事を見ると、その記事の「誤り」に対して、大谷記者が「こんなことでは困る」と、編集部と私宛に、コメントを書いている。それにこたえて、富田さんという方からも間違いの指摘があり、それを編集部で直したこと、そして、今後も、記事に間違いなどがあったら、ご指摘を御願いする文章を、冗談交じりに、バカ丁寧な文章で書いた(そこには富田氏のフルネームが書いてあったが、現在はそのコメント自身が消去されている)。

いや、まずは大谷さん、ごめんなさい。これは内容はともかく、その書き方が半分がジョークのつもりです。私はこういう「ことば遊び」をときどきするのです。が、大谷さんと私では冗談の次元が違うらしく、冗談が混じったもの、とは受け取ってもらえなかったのは、私の見込み違いだった。

また、同コメントで富田氏のフルネームをご本人の了解無く出したことについては、ご指摘を受けたことを真実としてその内容をちゃんと私が受けたことを示すためであったとはいえ、拙速であったことを、重ねてお詫びを申し上げる次第だ。また、そのためにオーマイニュース編集部にもご迷惑がかかった。これにも、当然のことながらお詫びを申し上げます。

しかし、このことについて、プライドが云々、ということを言う方もいたようだが、間違いについては、自分がその「間違い」を認識したら、やはり素直に「間違いでした」と言うべきであり、それ以外ではないと思うし、私は実際にそうした。

富田さんという方にも、間違いをご指摘いただいた当事者でもあり、私としては敬意もあるため、そのままお名前を載せた。が、どうやら前記のごとく「富田」さんはいたずらのための架空の人であった、とも思えた。そのメールアドレスもyahooのフリーメールだったわけだが、その一点を見ても、疑うに十分なところがあると、私は思った。私は自分の所属を元から明らかにしているのに、自分の所属を明かさず、こういうことをする人間の一人である、と、思われても仕方が無い。いまだに、私には「富田●●さん」が、本当にそのお名前の人であるのかどうか、わからない。

ただ、その「富田氏」に「感謝したこと」はうそではない。それがどんな人間であろうと、私の間違いを書いて教えてくれる人には、やはり感謝するべきだからだ。

しかし、その後、富田氏(?)とその関係者らしき人々は、鬼の首でも取ったかのように、オーマイニュース編集部の「メールの漏洩」を、そのメールの全文を表示し、あちこちで宣伝した。まず間違いなく、不正な操作が行われたのだろうと推測する。このメールの漏洩は、「富田氏」とその周辺の自作自演かそれに近いものであったのだろう。当然、そのメールをさらしているBLOGもどこかにあると聞いたが、そのBLOGの書き手も、グルである可能性は否定できない。もしそうであれば、その人間も犯罪者そのものだとも言える。

この「私信」が公開されるまで、もちろんそのメールの送信・受信を行った一人である私のところには、これまで一度もそのメールの公開許可の御願いは来ていない。これを公開した方(富田氏かその周辺であろうと考えられる)は、無断で私信を公開したのだ。

--

以前、私が書いたオーマイニュースの記事で「バンカーバスター」という単語の解釈をめぐって、詳細な問題をあれこれ言って来た方がいたのだが、そのときは「詭弁」とさえ言われ、ネット上にもまだそのことを書いたどなたかのBLOGが残っている。が、詳細な調査の結果、ごく一般的な認識の範疇として、「そう言うこともありえる」ものであったので、このクレームについては、私は無視した。「意見の違い」「表現の違い」を、あたかも「自分が絶対に正しい」という偏見を持って、この程度のことに対しても「詭弁」などという、ことばを使っているところに、なんだかうさんくさいものを感じたからだ。また、その「詭弁」を修正したところで記事の内容そのものが大幅な変更を迫られる、というものでもなかった。論旨とはまるで関係ないところで、こういうことをする人たちはネットには数限りなくいる。

ましてや、オーマイニュースはじめ、多くの場所で、ネット以前から私の名前やプロフィールは多くのところに出ている。であれば、ネット以前の時代から、匿名の揶揄などには慣れっこだ(でも、大谷さんには、感謝こそすれ、反感の気持ちはこれっぽっちもない。むしろ、これからも間違いがあればどんどんご指摘いただければと思う)。

間違いは間違いとして認める。それは必要だし、自分でもそうと感じたら必ず謝り、修正をする。また、間違いを指摘してくれた人への感謝も、もちろん必要だ。それがどんな方であろうと、私が納得した「間違い」については、これからもちゃんと謝り、修正することに変わりはない。

しかし、周りを見渡せば、「おまえ、謝っただろう、間違いを認めたな」に始まって「おまえは間違いだらけの馬鹿なやつだ(←いつのまにか人格攻撃になっている)」まで、誤りを認めたことで、数限りなく、このネット上では問題を大きくする人たちがいる。結果として、その中にはこういうやりかたで「あいつをつぶしてやろう」というような人間もごくたまにいる。おそらく、このBLOG記事に対しても「また言ってやがる」などの揶揄はさまざま、出てくることだろう。ひょっとすると、こういうことを職業としてやっているような人もいるのかもしれない。

私は今までも多く、こういう「嵐」の中で難儀したことがある。それこそ、パソコン通信という時代から、こういったトラブルは多く経験した。別の言い方をすれば「百戦錬磨」かも知れない(まだ未熟な部分はあるな、とは思うけれど)。だから、間違いを認めちゃんと謝りもしつつ、その一方でこういう状況を楽しみ、冗談も交える、ということをすることがある。しかし、どんなことでも、正直に取り組めば、難儀することはない。

ネットでのこういった問題がおきる場合、攻撃される側が実名なのに対し、攻撃する側はたいていは匿名だ。今回の「富田氏」がその方の本名であるかどうかは確かめようもなく、ましてやそれ以外の名前も使っているということであれば、これもまた確かめようがない。

であれば、あるレベルをこえれば、無視するか笑い飛ばすしかない。しかしこんなトリッキーなことをして人を混乱させるのは、「悪意」そのものからくる「犯罪」といっていい。これは、もし私の言う通りの話であれば、許しがたい。

困ったものだ、という人はいっぱいいるが、まさに「困った人たち」だった。
皆様もお気をつけください。

そして、今後も変わらず記事は書き続けていくつもりだ。
もちろん、意見の違い、というレベルではなく、明らかな間違い、というものがあれば、それを修正することはやぶさかでない。是非、そのためにも記事を読んでいただければと思う。

--

ちなみに、私の使っているドメイン「mita.minato.tokyo.jp」は、私自身が取った「地域ドメイン」だ。このドメインのメールアドレスはそのほとんどすべて(つまり例外もある)が私の作ったもので、私のところにメールが転送されるようになっている。このアドレスの1つに、上記のメールのCc:が設定されていた。


トラックバック

このエントリのトラックバックURL:
http://report.mita.minato.tokyo.jp/trackback.php?id=20080104075808320
表示形式
コメント投稿

コメントは投稿者の責任においてなされるものであり,サイト管理者は責任を負いません。