■ 室蘭市が住基カードでの自動交付機を稼働休止に
【2008年1月4日(金)朝刊】


 室蘭市は4日から、住民基本台帳カードによる証明書自動交付機での交付サービスを休止する。交付機の低調な稼働率や機器の更新に、大きな経費がかかることなどが理由。休止は1年程度を予定している。

 カードの交付は平成15年8月から始め、5年間で1422人。カードを持つと、本庁サービスセンター(SC)に設置する同交付機が利用できる。受けられるサービスは、住民票の写しと印鑑登録証明書の交付。いずれも手数料は100円で窓口より格安。

 カードによる5年間の証明書交付は、2サービス合わせて約1200件。窓口では、昨年度だけで住民票の写しが約4万9000件、印鑑登録証明書が約3万5000件あり、交付機の利用は少ない。さらに機器の更新時期を迎え、費用は数1000万円かかるという。

 こうした事情から、費用対効果を考え休止を決めた。12月26日付でカード所有者に休止の知らせを通知。広報むろらん1月号でも周知している。カード所有者は、2サービスとも従来通りの手数料で、本庁SC窓口で交付を受けられる。

 問い合わせは同SC、電話0143・25局2416番へ。

 
 


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